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実際に横で話しながら感じた五味選手は、テレビで見ていたのと印象は変わらず。ざっくばらんで奔放な感じ。韓国のことは気に入ったとか言ってた。
セミの試合でウェルターの新人同士が打撃戦を展開していた時は「これ、二人ともアマボクシングの出身ですか?」と尋ねてきた。あの大会場での盛り上がりと、わずかデビューして二年目の選手たちが壮絶な殴り合いしているのを見て何か感じるところはあったのだろうか。僕にとっては、相当感慨深く興奮する試合だったのだけれど。
五味は、今この時期に韓国に何を求めに来たのだろう。韓国には、日本のように総合に特化した練習環境はないはずだ。ただ、何もかも忘れてバカになって練習漬けになれる環境はある。国士舘大学と韓国体育大学との合同練習に参加しに来たこと、坊主になった姿を見ると、原点回帰を図ろうとしているのかもしれない。
今の総合では体力だけではなく、フットチョークで五味が敗れたように、最新の技術にも対処しなくてはならない。五味の中で前回の試合は、体力面での練習が必要と判断したのかもしれない。まだまだシンプルな技術しか浸透していない韓国では、練習は技術よりも体力中心である場合が多い。文字通り1からのスタートを切ろうとしていて、それを韓国に求めてやってきたのだろうか。
きっと成り行きで韓国行きが決まったような気がするけど、自分のジム運営もあるはずなのに、韓国に来たという点を考えると本気度は低くないのかもしれない。単に迷っているだけなのかもしれないけど。
正直、ファイトスタイルで言うとディアスの方が断然好きなんだけど、あの日の五味のコンディションはとても良くは見えなかった。もっとしっかり試合に集中して出てきてほしかったとも思う。
再出発に際してファイターとしての基礎をどこに見出し、モチベーション上げて、どう復活するか。それは見届けたくなった。
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