[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
韓国で過ごす最後の夜は大田で。当初は午前中の早い段階で行くつもりだったけど、日中に会う友人が急用で会えなくなったので、ゆっくりめの出発となった。
ソウル駅でKTXの当日券を購入したら、週末だったので1時間半待ち(しかも立ち席)だった。仕方なくソウル駅近辺で散策することに。少し歩いてサムゲタンをやっている店を見つけたので、そこで昼食をとることにした。
お値段は12000ウォン。専門店ではないので味はそこそこだったけど、韓国だと日本の3分の1以下の価格だし、久しぶりだったのでノー問題。
なんでこれだけ待たされるのかと思ったけど、KTXって自由席はないし、立ち席は車両間にあるわずかな簡易席ぶんしか発行してないみたいなので、一本で乗れる人が限られているからなんだね。ハイシーズンでも日本みたいに乗車率200%を超えるような乗せ方はしないんだろうか。席はなくともWi-Fiが飛んでるのでネットをしながら時間を潰して大田に到着。
昨年の4月にも来ているけど、大田もどんどん変わっていくね。駅前とかデカいビルが建っているし、バスターミナルも大規模なものに変わってて、中には映画館までできていた。
大田に寄ったのは仲のよい韓国系オーストラリア人と会うためで。友人宅に着くと、お酒で出迎えてくれた(笑)。話を聞いていると、古くからの友人(飲み&遊び仲間だった外国人英語教師)もかなりいなくなっているようで、彼も寂しそうだった。
昔はみんな独身で韓国に来て間もない人が多かったから、全州や釜山の映画祭に行ったり、夏は仙遊島や木浦、秋は西海岸でエビを食い、冬は江原道にスキー場に行ったりと、とにかく一緒に楽しく遊んだものだった。
夕食は突然だったけど、元日本語学科の同僚宅にお邪魔することになり、サムギョプサルをごちそうになった。昔を懐かしんで話をしたけど、彼の家にも結婚して大きくなった2人の娘さんがいて、昔とは違っていることも実感した。生きていれば住むところや自分を取り巻く環境は変わっていくし、以前と同じような関係では付き合えないけれど、互いの友情は変わっていなかった。
互いに歳をとって涙もろくなっているので、再会を約束しながらも別れ際には涙をこらえられなかった。4年前、韓国を去るときにはそこまで感傷的な感じはなかったのだけど……。
自分にとってかけがえのない関係を再確認し、幸せの気分の中、早朝のバスに乗って仁川空港に向かった。
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |