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東海近辺のライフログ。
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新春大歌舞伎見てきました。歌舞伎を見るのははじめて。かなり気持ちが高まるね。

いい席でいい演目、満喫しました。和な感じでなんか日本帰ってきたような気がします。『助六』をはじめとして、口は悪いが、いなせで江戸っ子の粋が感じられる楽しい内容でした。

新春歌舞伎ということで場内も大盛況。外国人のお客さんも多い。イヤホンで解説が付いているとは言え、舞台では独特の間で純日本風の演技が繰り広げられる訳で、それを外国人が真剣に見入る様は、不思議な感じがした。おそらく日本文化の浸透度というか、「知りたい」「見たい」と思わせるだけの宣伝努力や伝統を守り続ける役者や様々な人たちの気持ちが国境を超えて伝わっているんだと思った。韓国にも伝統劇としては仮面劇(タルチュム)などがあるが、まだまだエンターテイメント化されているというには程遠い状態だし、演目も少ない。現在進行形でどんどん発展し続けている歌舞伎などとは大きな違いがあると感じる。これは別に韓国と比べるべきものではないかもしれないが、歌舞伎、文楽、能などの伝統芸能、相撲、柔道、剣道などの伝統武芸、それらの興業的発展や競技人口の浸透度を考えると、日本人の自国の文化を守り続けよう、保存し発展させようという意識に感服してしまう。

これが本当の幕の内弁当。冷えてから食べてもおいしい工夫がたっぷり感じられる。日本の食文化の魅力が凝縮されている。
オペラハウスなどとは違って、幕の間に飲み食いできるという点で歌舞伎は決して敷居の高くない庶民的な娯楽として存在し続けてきたことを感じさせる。
 
 
 
 
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