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東海近辺のライフログ。
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名前を明かして文章を書き続けるということは、それなりにさまざまなところで反響はあるようで。「希少な情報」「おもしろい記事」と評価してもらえることもあれば「余計なひと言が多い」「コイツは批判したいだけ」と批判もされる。 たまたま2ちゃんを覗いてみたら、自分の記事をテーマにアンチと擁護派が延々と議論を交わしていたりしていて、たじろいでしまうが、その一方でその現象がおもしろくもあり。ただ、ライターは、自分の名前を被せて記事を書いてはいても、そこには媒体のスタンスや主張というものがあるので、記名入りの原稿が100パーセント自分個人の意見なのかというと、そうではない。 自分はこう書きたいが、雑誌の編集方針に沿って文章を構成していることもあれば、話題を作るために火のないところに、わざわざ火を放つ場合もあれば、某国メディアや記者、選手をあえて批判・挑発・噛みついてプロレスを演じて見せることもある。そうやって他人を批評する文章で銭をもらっているのだから、ライターは自分への様々な意見を引き受けなければいけないものなのだろう。 反応については、意外な批判に驚くこともあれば、なるほどと思うこともある。だが、大事なのは、どんな状況や条件下にあっても、あえて挑発的なことを書かなければならないとしても、結局は原稿に対する責任はすべて引き受ける覚悟を持つしかないというか。そのためには譲れないラインやブレない自分の軸を守ならければならないんだろうね。 自分の書く記事は、この業界で自分にしか発信できない類のものなので、ある素材をどう料理するのかも自分次第。いままでもいい加減なつもりで発信してきたわけじゃないけど、記事や文章に対する反応が明確に見えてきたからこそ、もっと自覚的に、批判があることを覚悟したうえで書くべきなんだろう。 ただ、今後は自分自身も雑誌側に利用されないようにすることも考えないといけないなあ。
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