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東海近辺のライフログ。
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カッパドキアでの宿泊先は、「アンティーク・ケープ・ハウス」でした。
これからたくさん出てきますが、カッパドキアってのは、「妖精の煙突」とも呼ばれる奇岩群で有名な地域で、聖書にも出てくる古代都市として有名です。個人的には、この奇岩だけではなく、カッパドキアにあるカタコンベと呼ばれる地底都市文化に興味があったので訪ねたのですが、泊まったホテルはカッパドキア名物の洞窟ホテルでした。
カッパドキアのギョレメという町にあるアンティーク・ケープ・ハウス。外観はこんな感じ。


中には小さな中庭があり、客室が3,4つしかありません。非常にこじんまりとした家族営業のホテルですね。




08年に新しく始めた新しいホテルなのだそうですが、ずっと前から準備していたらしく、ママさんが部屋の内装や、ホテル全体のコーディネートをしたそうで、かわいらしくて古風なデザインが素敵。

新しいホテルとは言え、泊まった部屋は2000年前に作られた洞窟を改造して部屋にしたもの。それこそイエス・キリストが現存した時代にできた洞穴を客室として使用しているのです。
さすが、洞窟だけあって部屋の中はひんやり。夏でも涼しそう。もちろん冬なのでちゃんと暖房も入ってました。

ギョレメでは観光が終わった後に街中で夕食を摂ることもできましたが、せっかくいい雰囲気のホテルに泊ってるので、ホテルの中でトルコの家庭料理を味わうことにしました。
このスープ、絶品でした。はっきり覚えてませんが、トマト系のスープで豆などが刷り込んであって芳醇な味わい。マジでうまかったです。


ヨーグルトがかかってるのはブドウの葉をくるんだもので前菜のドルマ。それから挽き肉が詰め込んだ茄子料理、ピラフの語源ともなったトルコ料理のピラウが出てきました。調べたところ、ライスの中に入っている豆のようなものはシェヒリエリといってパスタの一種だとか。どれも素朴な味でおいしかったです。

このホテルから100メートルほど離れた場所にはチュラサンというトルコワインのワイナリーがあるので頼みました。ホテルの好意で半額にしてくれました。

食後はライス・プディング。一度は食べたことがあるような懐かしい味でした。

食事をしていると、日本語を勉強しているというホテルの娘さん(25歳ぐらい?)が話しかけてきて、ご家族の人たちと一緒に色々な話をしました。元日本語教員だった血が騒いで日本語を少し教えたり、トルコのことやカッパドキアのこと、日本のことなどを話して、気づいたら3時間ぐらいで経っていました。街の中を観光するよりも、はるかに濃厚なトルコを感じることができました。温かいもてなしで幸せな時間を過ごすことができました。楽しかったなあ。

まだ1年ちょっとしか経っていないホテルですが、日本人向けのホテルとしてカッパドキアでは活用され始めているようで、いずれは有名なホテルになることでしょう。
 
 
 
 
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