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東海近辺のライフログ。
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カッパドキア観光の一日目は最初から奇岩を堪能した。まあ、むしろカッパドキアには奇岩しかないとも言えるのだが、とにかく凄い。こういう景観は中国の石窟でもいくつか見て来たけど、カッパドキアのは規模が違う。


最初に行ったのはシャヴシン村の裏の洞穴住居跡。


古い穴だけじゃなくて、観光地化されてからは新式の住居が追加で建てられていたような感じがする。


中にはカフェとして運営されていたものもあったりした。


こういう洞穴はローマ帝国時代に逃げてきたキリスト教徒が迫害から逃れるために掘ったとも言われ、のちにはイスラム教徒からから身を隠すためだったともいう。


その後はこの穴を利用して雨露をしのいだり、倉庫として農産物や食料を保管したとも言われてるが、それにしても数が膨大すぎる。


もともとカッパドキア周辺の地域には、「地下にもう一つの街がある」という伝承があったそうで、奇岩のような高い場所だけでなく、民家の地下3m程度の深さに穴を掘って、そこを倉庫として利用する習慣があったのだとか。


実に不思議な文化だけども、ヨハネ黙示録にはカッパドキアの荒廃した地上は「この世の終わり」に酷似していると記述されていることから、キリスト教徒の迫害という苦難の歴史と火山の噴火によって荒廃した厳しい自然環境が、こういう独特の文化を作り上げたんじゃないかと想像する。
ちゃんと理解するには、もっと歴史を知らないといけないのだろうけど。

そんな不思議な景観ばかりのカッパドキア観光、まだまだ続きます。
 
 
 
 
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