東海近辺のライフログ。
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今日は朝から雪が降る悪天候だった。昨日よりも天気が悪そうなので、日中の外出は避けて仕事に専念することにした。時差ボケの影響もあり、朝5時ぐらいに目が覚めるで、午前も午後もガッツリ仕事を済ませ、夕食はスウェーデン在住の日本人の方と待ち合わせて食事をすることになった。
そのスウェーデン在住の方というのが、今から10年近く前に自分とネット上で知り合ったカオルさんという日本人女性だ。当時、自分がアップしていた格闘技のHPを見て「北欧の格闘技を紹介してくれませんか?」と彼女がメールしてきたことがきっかけで、自分もネット上でこの話に興味を持ってくれたオリゴンさんという方の協力を得て、北欧格闘技のサイトを作るようになった。当時はトニー・ホームがリングスやUFCに出場したことがある程度で、誰も北欧に総合格闘技シーンが存在することはまったく知られていない時代だった。
当時のこのサイトは、誰に向けて後悔しているのかもわからない小さな個人運営のHPだったが、僕たちがメールで選手にインタビューをしたり、カオルさんが現地で大会取材や選手へのインタビューをするなどして、徐々に格闘技関係者の間でも知られるようになり、このサイトがきっかけで、ヨアキム・ハンセンやユノラフ・エイネモらの存在が知られるようになった。
その後、修斗コミッションが北欧での初のプロ修斗の大会を開催し、そこで活躍したヨアキム・ハンセンは、すぐに日本のプロ修斗に参戦し、あれよあれよと言う間にタクミ、佐藤ルミナ、五味隆典といったトップシューターを撃破して一気に修斗世界王者となった。その後のPRIDEやDREAMにおけるハンセンの活躍ぶりは格闘技ファンならご存知のことと思う。
インターネットと格闘技がつないだ不思議な縁。その後、気づくと自分は日本で格闘技雑誌の編集者となっていて、スウェーデンのカオルさんも現地アテンドやゴング格闘技などに北欧の選手のインタビューなどの取材協力をするようになっていた。思えば、彼女との出会いがきっかけで自分の人生に少しずつ何らかの影響を与えて行ったのかもしれない。
スウェーデンは初めて訪れる国ではあったけれど、自分の中ではもう何度も何度も頭の中で想像し続けた国でもある。すでに昨年、自分はカオルさんが日本に一時帰国した際に、何度かお会いしていたが、今回ストックホルムという街で、カオルさんと共にしたひと時は、とてつもなく運命めいたものがありそうでいて、やっぱり何だかすべてがまったくの偶然であるかのような、そんな不思議な気持ちにさせられた。
人との出会いや縁とは、いったいどんな化学反応を産むのか、まったく予測不能なものである。

写真左上:カオルさんオススメのトルコ料理店での食事。ラム肉が旨い
写真右上:スウェーデンの力道山? それとも色使い的には金正日?
写真左下:ストックホルムにたたずむビルの一角。こんな建物が沢山ある
写真右下:小さなスーパーの中にあるお菓子コーナー。カラフルさが好き
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そのスウェーデン在住の方というのが、今から10年近く前に自分とネット上で知り合ったカオルさんという日本人女性だ。当時、自分がアップしていた格闘技のHPを見て「北欧の格闘技を紹介してくれませんか?」と彼女がメールしてきたことがきっかけで、自分もネット上でこの話に興味を持ってくれたオリゴンさんという方の協力を得て、北欧格闘技のサイトを作るようになった。当時はトニー・ホームがリングスやUFCに出場したことがある程度で、誰も北欧に総合格闘技シーンが存在することはまったく知られていない時代だった。
当時のこのサイトは、誰に向けて後悔しているのかもわからない小さな個人運営のHPだったが、僕たちがメールで選手にインタビューをしたり、カオルさんが現地で大会取材や選手へのインタビューをするなどして、徐々に格闘技関係者の間でも知られるようになり、このサイトがきっかけで、ヨアキム・ハンセンやユノラフ・エイネモらの存在が知られるようになった。
その後、修斗コミッションが北欧での初のプロ修斗の大会を開催し、そこで活躍したヨアキム・ハンセンは、すぐに日本のプロ修斗に参戦し、あれよあれよと言う間にタクミ、佐藤ルミナ、五味隆典といったトップシューターを撃破して一気に修斗世界王者となった。その後のPRIDEやDREAMにおけるハンセンの活躍ぶりは格闘技ファンならご存知のことと思う。
インターネットと格闘技がつないだ不思議な縁。その後、気づくと自分は日本で格闘技雑誌の編集者となっていて、スウェーデンのカオルさんも現地アテンドやゴング格闘技などに北欧の選手のインタビューなどの取材協力をするようになっていた。思えば、彼女との出会いがきっかけで自分の人生に少しずつ何らかの影響を与えて行ったのかもしれない。
スウェーデンは初めて訪れる国ではあったけれど、自分の中ではもう何度も何度も頭の中で想像し続けた国でもある。すでに昨年、自分はカオルさんが日本に一時帰国した際に、何度かお会いしていたが、今回ストックホルムという街で、カオルさんと共にしたひと時は、とてつもなく運命めいたものがありそうでいて、やっぱり何だかすべてがまったくの偶然であるかのような、そんな不思議な気持ちにさせられた。
人との出会いや縁とは、いったいどんな化学反応を産むのか、まったく予測不能なものである。

写真左上:カオルさんオススメのトルコ料理店での食事。ラム肉が旨い
写真右上:スウェーデンの力道山? それとも色使い的には金正日?
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