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東海近辺のライフログ。
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うぉオン!  ついにテレビ化されるって?
単巻の漫画本(続編等もあるようだが)なのに、異例の20万部を売り上げるカルトグルメ漫画『孤独のグルメ』。

やけに耳に残る主人公・井之頭五郎のワードセンス、淡々としながらも毎エピソードごとに漂う不思議な魅力は、日本だけでなく、世界中でも読者を虜にしており、イタリアでも10万部を売り上げている。

で、いちおう韓国で書籍が出版されるときに、僕も仕事で協力させていただいたことがある。韓国の出版社がとしては、この本をでただ単体で翻訳出版しただけでは、読者にとっては不親切かもしれないと考えたそうだ。そこで、僕のもとに書籍の中でモデルとなっている店舗に行って実食レポートをしたものを書いてくれという依頼が来た。

頼まれたとおり、実際にモデルとなったお店を探し当ててレポートした原稿を送ったのだが、自分の作品以外の文章を書籍に追加されることに著者が強く反対したらしく、結局僕の原稿は書籍の外側に張りつける付録となって発売されたという経緯がある。

そういうこともあり、この『孤独のグルメ』には多少の愛着がある。

原作者の久住昌之は、これまで長島一茂を主役でテレビ化を依頼されたときに「イメージが違う」ということで、この話を断ったことがあるというが、今回の主役は松重豊でテレビ東京系列で放送される。

五郎ちゃんにはさまざまな名言がある。

「うんうまい肉だ いかにも肉って肉だ もぐもぐ」
「うおォン 俺はまるで人間火力発電所だ」
「焦るんじゃない、俺は腹が減っているだけなんだ」
「うーん・・・ぶた肉ととん汁でぶたがダブってしまった」
「このワザとらしいメロン味!」
「腹が減って死にそうなんだ」
「ここでは青空がおかずだ」
「このライスは正解だった」
「絶対大盛りで食おう」など。

しかし、それらをすべて再現しろとは言わない。
ただ、主役の松重豊には「アームロックの練習だけはしておけ!」といいたい。
20090421_1055057.jpg
僕も飲食店の店員にひどい対応をされたら、いつかアームロックを仕掛けてやろうとシュミュレーションを欠かしていないのだけど、なかなかそういう機会がない(´・ω・`)シューン

ちなみに少し前までに放送されていた『深夜食堂』の件でも韓国の別の出版社からある依頼があったのだけど、残念ながらある事情で立ち消えになったんだよな……。あれも楽しい作品だよね。

 
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