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東海近辺のライフログ。
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早いもので、もう12月だね。
クリスマスの記憶で最も濃厚なものは、高校一年生の頃のこと。
当時は大雪が積もる山形に住んでいて、一面銀世界の中で静かにキャロルを聴きつつ、神聖な気持ちで一ヵ月を送ったことを覚えている。山に入って蔦を絡み合わせて質素なリースを部屋の前に立てかけたり、部屋の中をデコレーションして過ごしていた。

KDGWIN2.JPGKDGWIN1.JPG

冬の景色はこんなの。窓開けたらこんなだから、都会育ちの自分にとっては毎日童心に帰っていた。雪おろしの段階で素に戻るんだけど。

学校ではクリスマスのデコレーション・プロフェッショナル(通称デコプロ)の絵描き部だったので、だだっ広い体操場で巨大聖画(模造紙8枚つなぎ合わせたやつなので横2m×縦3m)を毎日書いていた。

New2.jpg
こんなのね。

デコプロの絵師は各学年から1人しか選ばれず、3年にならないとイエスは描けないという鉄の掟があった。失敗はできない世界なので真剣に描いたし、静寂な空気の中で真摯に絵と向かい合うことで、心はどんどん無になっていった。そんな体験ができたことは本当に幸せだった。

自分の好きなクリスマス・ソングを聴きながら、当時を思い出したいな。
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無題
窓を開けた時の雪景色、綺麗ですね!
私は雪のあまり降らない地方で生まれ育ったので
韓国留学中に大雪が降った時には子供のように大騒ぎしました。

先月ごろから街はイルミネーションで飾られて
もうクリスマスムードですね。
隊長さんの好きなクリスマス・ソングを聴くと
何だか心からワクワクしてきます♪
はな 2011/12/03 (Sat) 22:47 編集
無題
>はなさん

うふ。クリスマス・ソングいいでしょ。
聴いていると、中学時代の思い出から今に至るまで
いろいろ思い出されてきます。
音楽から感じるインスピ
レーションは人それぞれですけど、楽しんでもらえたら
嬉しいです。

個人的には韓国は豪雪というよりは極寒という印象だった
ので、山形時代とは少し印象が違いますが、冬の寒々とした
景色は韓国らしい印象として心に残っています。

留学時代は寂しかったけど、それも思い出の深さを強めて
いるのかもしれませんね。
たいちょ 2011/12/04 (Sun) 20:41 編集
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