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最近は映画を見る機会が少なくなってる。
ドラマに至ってはほとんど見ないし、チラ見する程度。韓国で深夜によくやっている一回きりのB級ドラマとかはよく見てるけど。あれはありえないぐらい毎回性格の悪い女ばかりが出て来てかなり面白い。「面白い」の意味は、クオリティが高いという意味じゃなく、ツッコミどころ満載だったり、韓国人の気質がそのままに現われてるとこがとても楽しい、ということで。
ジャンル自体はホラーとかサスペンスなんだろうけど、テーマの背景には「ムダン」という韓国の伝統的な巫女信仰がある。韓国は土着なシャーマニズムが強い国で、現在でもかなりの巫女が存在していて、宗教的活動を行っている。不幸があった家庭では巫女を家に呼んで、供養の儀式をする。その形態は色々だが、踊ったりお祓いをする以外に、巫女に神が憑依して、死んだ人間の言葉を代わりに語ったり、過去を霊視したりするという。日本にも憑霊型シャーマニズムがあるけど、あれに近いかもしれない。そういう前知識があったほうが映画が面白く観れると思う。
この作品では『猟奇的な彼女』とか『僕の彼女を紹介します』で有名なチョン・ジヒョンがそのシャーマンの娘役を演じている。チョン・ジヒョンは『猟奇的な彼女』のイメージを払拭するために、この映画への出演を決めたらしいが、巷で言われているほど「似合ってない」とは感じなかった。けだるい表情や演技は前から映画の中で見せていたし、違和感はなかった。ただ頑張ってはいるけど、ちょっとシナリオの役柄設定が複雑すぎるというか一貫してないイメージが残ったのは残念。
一方、チョン・ジヒョン目当てで見た人は、けっこう主人公のパク・シニャンが意外といい役者であることに気づくんじゃないかな。ここで相変わらずいい演技をしてるんだけど、個人的には「光っている」とは思えなかった。こちらは『パリの恋人』のイメージが強すぎるのかもしれない。スッキリしない性格の人物を演じていることにもどかしさを感じた。ただ、彼のどっちつかずの判断がラストの悲劇を生み、それが映画の味になっているので、それを考えると評価すべき演技だったのかもしれない。
映画のテーマが重過ぎたので、ちゃんと理解するためにもう一度見ようという気にはならなかった。ただ、妙に斜に構えた作品が多い邦画と違って、韓国映画のリアルで人間の内面えぐるような作風には惹かれた。過激な演出と俳優の演技力で見ているものを引き込むという点で、『オールド・ボーイ』と共通点があるような気もした。
チョン・ジヒョンとパク・シニャンの二人が主役を演じるのはこれが二度目で、前に「ホワイトバレンタイン」という作品があるみたい。この映画を見たあとは、そっちを見てモヤモヤした気持ちを吹き飛ばしたいなと思ったり。
一応打撃練習もしてたけど、かなり大雑把。
キム・ジョンマン、キム・ドヒョン、イム・ジュンス、チェ・ムベ、あとは神王ともう1人のキム・ミンス(レスリング系)、キム・ジェヨン。プロ選手の多さでは、豪華なジムだよね。
ひとつ変更があった。
大山選手と戦うハ・スンジン選手がこの日の朝の計量で3.7キロのオーバー。本人も明日の朝までに落とすのは、無理と判断したために選手が急遽交代。それにしても3.7キロオーバーって凄すぎる
代役は新日本キックやパンクラスに出場経験のある「クァク・ユンソプ」選手に決まった。もともとキック&テコンドーの選手で、ネオファイトやギムミー5などで活躍していた選手。そのほかには大きな変更はなく大会は開催される模様。
奥田選手は、会見で記者団からの質問に流暢な韓国語で受け答えし、驚かせていた。韓国に金を稼ぎに来たのではなく、誠実な男・奥田正勝のメンタリティが現れていたと思う。秋山有利の下馬評が多いが、誰からも振り向かれない中で、韓国でひたむきに体を鍛え、技術を磨き、心を研ぎ澄ましてきたその気持ちの強さを、明日の会場で見せてほしい。
会見前には、チェ・ムベさんと20分ほど雑談。いつものようにナーバスな様子もなく、時折冗談を交えて淡々と話す姿にほっとした。「明日はプレデターをスープレックスで投げてくださいよ」というと、「それは相手がでかいから難しいかも」とのお答え。また一部でTMGと長期マネージメント契約を結んだという報道があったが、「いや、そうではなくこの試合の契約はK-1としたのであってTMGとはしていない。そのK-1との契約も1試合だけのもの」と答えてくれた。
大会はまず昼の1時から(早いっ!)K-1MAXから行なわれ、6時ぐらいをめどにHERO’Sが続けて開催される予定。韓国では、ケーブルテレビ「スーパーアクション」が生中継をするとのこと。
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前日会見の会場だったソウルの江南にある某ホテルの前に来ると、前から金原弘光選手がやってきた。ドキドキしながら通り過ぎてホテルに入ると、目の前にでかい人影が。それこそ前田日明だった。最初からすべてリングス勢とは幸先いいな…と思いながら会場の9階へ。
HERO'Sの記者会見での選手入場も、あのリングスの入場テーマ。これには俺の左隣にいたチェ・ヨンさんも「鳥肌立ちますね」という。結構リングスが好きだったのだとか。
前田が最後に登場すると、ヨンさんは「おお・・・神が前にいる・・・」と漏らす。右隣にいるハイパー・キック・リーこと長谷川永哲こと、リ・ヨンチョルさんには「僕は『ハイパー・キック・リー』ってリング名使ってますって話しかけてくださいよ」というと、「そんなことできるわけないじゃないですか!」という。
昔からプロレス&格闘技ファンだった僕らは、前田選手のかもし出す雰囲気に圧倒されていた。前田伝説をよく知らない韓国人記者も「前田さんに話しかけたら、急に殴られそうだね」とか言っている(笑)。しかもなぜか「さん」づけだし。
会見&ルールミーティングに参加して、某誌の取材を手伝ってから、長谷川さんとともにホテルの近くに、K-1の審判陣と食事に行くことに。メンバーの中には和田良覚さんもいた。リングスファンだった俺は、和田さんの席の近くに座らせてもらった。少しだけどリングスの昔話も聞けた。
酒が入ってきて、酔ってきた他の審判に頭に落書きされる和田さん。見事ないじられキャラを発揮。後で、横にいた俺はこの落書きを落とすのを手伝った。和田さんの頭、かなり熱かった(笑)
明日の大会の取材時間は10時間を超えそうだな。
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