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東海近辺のライフログ。
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三重観光3日目。この日はまず関宿へ。


ここは東海道の宿場町として有名な場所。江戸時代以降も宿場町には多くの人が集まっていたらしいが、明治23年に関西鉄道が開通してからは人通りが激減し、観光地の産業は一気に衰退して今に至るという。

地蔵院本堂(国指定重要文化財)周辺には、コミカルな像があったり風情のある鐘楼があったりして、しばし写真撮影。



かなり長い距離で昔の宿場町の景観が保存されているが、平日の早朝ということもあってか、閑散としていてかなり寂れている。前日に呆れるほどの人出を目の当たりにした伊勢神宮のおはらい町・おかげ横丁などと比べると可哀想なほど……。そこが今の関宿の現実なんだけど。

伊勢神宮界隈にある古民家の賑わいもいいけど、のんびりと昔の情緒を感じるなら関宿のがオススメかもしれない。


個人的に関の町並みの中で特に好きなのは、丸みのある起り(むくり)屋根。これは身分の高い人々の住宅などに使われた形式で、家を立派に見せる工夫だったんだとか。大名も宿営する本陣などがあったことだし、豪華に見せる工夫をしていたんだろう。


途中、今まで行ったことのなかった有料の資料館の玉屋に立ち寄ったが、ここがなかなか風情のあるいい場所だった。


なんでも西洋化される世の中だけど、ここにいると日本的であることの豊かさをもっと考えていいのではないかと思う。

自分が旅する時には、あまり旅先で出会う人に話しかけたりしないのだけど、同行した親戚の人柄もあるのだろうか、関宿ではいろんな地元の方と話ができてとても楽しかった。

観光とは見て回るだけが全てではないし、地元の人と触れ合うことでその土地の人となりがよく分かるものだと改めて感じさせられた。

いい経験だった。
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