東海近辺のライフログ。
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フランスのフランソワ・オゾン監督が手掛けた新しい形の家族の再生物語。
これも4月中旬に観た映画。思い出しながらレビュー。
ファンタジーというには、あまりにも稚拙な内容で失笑しまった映画。
貧しい家庭に生まれた子ども(リッキー)の背中に羽根が生えた! というトンデモ設定がストーリーの肝。結局この子どもが原因で夫婦(にはなっていなかった)は別れてしまい、周囲にもバレてしまってテレビにスクープされて近隣十人からの奇異の目にさらされるというドタバタ展開の中、「あの子どもは金になる」と思った父親が家に帰ってきて、金を目当てにテレビのインタビューを承諾しようと持ちかける。
迷った母親だが、結局金に目がくらんでテレビのインタビューに出ようとした矢先に、羽根の生えた赤子のリッキーは飛び立ってしまって行方不明に。
母親はリッキーを探すが、見つからず自殺も試みるができず、家へと帰る。するとなぜかリッキーがいないまま父親と母親は寄りを戻し、リッキーがいないまま親子3人(子どもはもう一人いた)は楽しく暮らしましたとさ、という内容。
リッキーの行方不明の理由は分からないし、いなくなったまま話は終わるし、そもそも金目当てで寄りを戻そうとした父親と金目当てでテレビの取材を受けようとした母親の話など、どうでもよくなっていきなりハッピーエンドになる。
シュールすぎるやろ! と言いたくなる展開だが、冷静に考えて映画としては凄い駄作。というかトンデモ映画でしかない。
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