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東海近辺のライフログ。
男の散り際

日曜日は『DEEP.50』を観てきた。好カードがずらりと並ぶ大会だったが、自分の一番の注目はヤマヨシこと山本宜久の3年ぶりの復帰戦。

77.1キロ契約で33キロもの減量を敢行しての復帰だったが、彼の身体は筋肉も削ぎ落とした病的なものに見えてしまった。リングインしてガウンを取ったら会場からどよめきが起こっていたのが印象的。

試合は、序盤に上を取ってやや期待を持たせたものの、アッサリ肩固めを極められてジ・エンド。花道を去りゆくヤマヨシは、恥ずかしさを押し殺すような思いつめた表情だった。身体を絞ることが主で、足りないことが色々あるはずの技術面をどれだけ準備していたのか。体重を下げればまだやれると思っていたわずかな希望も打ち消され、これで6年がけの7連敗となった。

しかもここ数試合はすべて秒殺負け。

まったく格闘技界の流れについていけていない厳しすぎる現実をあらためて突きつけられた形となった。はたして、これが彼のラストファイトになるのか。

リングサイドには成瀬とTKがセコンドについていた。会場には金原弘光もいた。対戦相手の門馬秀貴はリングスで山本がメインをはっていた頃にプロデビューして第一試合で試合をしていた選手。何もかもが寂しさを感じさせる風景だった。
IMG_0301.JPG

「恥を晒しに来たのか」という人もいるだろうが、諦めたくないという彼の意地みたいなものは少しだが、感じ取れた。もう格闘技を観る時、かつてのリングスの大会前のようにドキドキして眠れないほどの緊張感を感じることはない。でも、今日のDEEPの大会前にはその当時の残り香のようなものが、僅かに心の中にあった。

今後は格闘技を観て、この感覚が蘇ることはもうないだろう。
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