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東海近辺のライフログ。
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今日はストックホルムのガムラスタンにある教会を紹介。
ガムラスタンと言うのは、ストックホルムの中心部にある小島のことで、王宮を始め、歴史的な建造物が残っている地域で、スウェーデンの代表的な観光地となっている。この島の中には、ストックホルム最古の大聖堂、リッダーホルム教会、フィンランド教会、ドイツ教会と、大きな教会がいくつかあるのだが、大聖堂とリッダーホルム教会には入口まで行ったものの時間が間に合わず、見ることができなかった。

北欧の冬は夕方4時頃には日が暮れてしまうので、スウェーデンでは教会だけでなく、店じまいする時間も非常に早い。6時頃には飲食店以外の店は閉まってしまうあたり、かつてスウェーデンが社会主義国家であったことの名残だろう。夕方以降に街を歩いていると、多少残念な気持ちにはなる。

ガムラスタンに到着し、まずはドイツ教会から見て回った。このドイツ教会は、写真の通り、高さ96mという高い尖塔があるのが特徴。17世紀ごろにハンザ同盟の商人たちが建設し、1887年に現在の形になったという。色彩のはっきりしたステンドグラスや内部の様式は17世紀半ばのものらしい。

ドイツ教会から真北に進むと、王宮の裏側にフィンランド教会がある。中庭には「アイアン・ボーイ」という14cmしかないマスコット的な小さな銅像があったらしいのだが、知らなかったため、素通りしてしまった(笑)。フィンランド教会の規模は決して大きくないが、内装はドイツ教会よりもさらに威風堂々としたものが目を引く。正教会の影響だろうか。中世以降はフィンランドにもルター派の影響があったと聞くが、そのあたりはよくわからない。

感じたのは教会で写真を撮る難しさ。当然ながら教会内部は非常に暗いため、シャッター速度をかなり落として撮らなければならないため、どうしてもブレやすくなってしまう。まあ、そういう雰囲気が厳かでいいんだけどね。

どちらの教会もアーチ状の天井が美しく、音の通りも非常に良さそうだった。パイプオルガンとかを聴くにはいいかもしれないが、こんなに音響のいい教会でクラシックの演奏会などをしたら、音が反響して聴きにくいんじゃないだろうか。こうした教会でも定期的にクラシックのコンサートが開かれているようなので、機会があれば行きたいな。
 
 
 
 
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