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東海近辺のライフログ。
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去年ぐらいから日本のプロ野球を見るようになった。
思えば小さい頃から大好きだった近鉄の消滅は大きかったんだな。大好きなものが突然なくなると、虚無感もハンパない。リングスの時もそうだったし、PRIDE消滅も、まあ現実として受け入れたくなかった時期が続いた。

再び日本のプロ野球に興味を持ったきっかけは、2ちゃん系のまとめサイトを見ていて、単にファンのやりとりが楽しかったから。「こいつら、格闘技ファンと違って楽しそうに競技を語るなあ」というのが最初の印象。スポーツに対する楽しみ方が多重的、多角的で、酸いも甘いも知り尽くしたファンの懐の深さのようなものを感じて、気づいたら次第に野球に興味が深まっていった。

当たり前のことだけど、ファンとか市場の質って、そのジャンルの歴史と比例して深くんだろうな。野球のファンは一つ一つの勝負や結果にも一喜一憂するれど、そのゲームの中に起こった事象をいろんな楽しみ方をする。チームや一人一人の選手、過去の偉大なプレイヤー、印象的なゲーム、チーム、シーズン、ワンプレー、記録…。いろんな視点で語り合って楽しめるのが正直羨ましい。

で、テキストで野球の流れを見るうちに、なぜかキヨシ率いる横浜ベイスターズが楽しそうに思えてきた。雰囲気が少し近鉄っぽいし、弱くてマイナーな球団ってところにも、応援のしがいを感じた。

今年は完全にファンになってチームの情報を追っていて、試合の結果にも一喜一憂する。今年はこれまでのところ、いつになく調子が良いし、天気も良いので、GWに生観戦してやろうと思って、ハマスタに行ってきた。ええ、1人でしたが何か?
初めてだったけど、ハマスタは思ったよりも雰囲気が良くて、球場の上の方から見下ろした景色はとても高揚感があった。試合前からビール飲みながら「クッソ楽しいやんけ!」と思っていたのも束の間…。試合が始まったら、相手チームに滅多打ちに遭い、すぐに負け試合になってた。結局12-3で大敗やもんなあ。ウッキウキで生観戦したけど、途中からはひなたぼっこしながら居眠りタイムの連続だった。

近鉄と似た感じがある気がしてたけど、違うかった。近鉄は低迷期も長くて、ずっと緻密な野球はできないチームだったけど、「いつか何か凄いことをやってやる」という雰囲気があったし、あんなドラマチックな球団はもうないんやし、無くなったものの影を追ってもいかんね。
横浜は、まだまだ負け犬根性が抜けていないチームだけど、だからこそ這い上がってくる姿に期待したい。弱いチームだけど、勝った時はうれしいし、負けた時はクッソ悔しい。でも、それはそれで毎日けっこう楽しい。とりあえず、今年はずっと成り行きを見続けるつもり。
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