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6月から新たなスタートを切ることになりました。
バッサリぜんぶ刷新して前に進むだけ。
また、気分的にも宙ぶらりん過ぎて「うまいもん食ったぜ~」とブログに書いて更新できるほど、能天気な状況でもないのであまり更新もできないでいる。悩める時期だけれども、いまは状況の成り行きを見るしかない。悩んだってなるようにしかなんねえし。
とりあえず、前向いていくしかない。
自分の中で韓国モノをあげるとしたら、96年に製作された『Change』がそれ。
はっきり言って日本のテレビドラマ『放課後』(73年)、映画の『転校生』(82年)あるいは、そのリメイク版『おれがあいつであいつがおれで』(92年)のパクリで、雷に打たれた美女と落ちこぼれで音楽家好きの不良男子が入れ換わるという内容。
調べると『放課後』に内容が酷似しているらしいが、原作を見ていないので、よくわからないが、見ていてる時から非常に日本モノっぽいと感じていて、あとで調べたら案の定そうだったという。90年代の韓国音楽や映画は似たようなことが多々ありましたね。えっ!? いまでも?
ともかくパクリ云々はともかく、映画ではキム・ソヨンが格好いいんである。女が男と入れ替わったからには男らしい演技をしなくてはいけないのだが、『猟奇的な彼女』のチョン・ジヒョンが男らしいキャラを演じて以来、雨後の筍のように量産された原型を、痛快に演じている。
また、この映画のハイライトとなるチョ・ジャンヒョクのタイトル曲がいいんだよね。
映画のシーンもけっこう好き。2度目に韓国で生活をしていた時代に中古ビデオを売っているのをゲットして、いまも持っているけど、ビデオプレーヤーがないので見れなくなっている。韓国のネットで見ると、1000ウォンぐらいでダウンロードできるのだけど、例によって住民登録番号等が必要なので入手できない……。いつか知人に頼んで手に入れるつもり。
なんか青春時代に見た映画とか、いま見てもめっちゃ楽しめるよね。この映画も当時好きだった韓国人の女の子と見た映画。そんな時代が私にもありました。
ソウル生活も3週間半が過ぎて、そろそろ帰国という時期になった。
偶然だけど、来月の格闘技雑誌の原稿依頼で韓国関係のものもあったので、ソウルに滞在していたのは都合がよかった。おかげで現地で楽に情報収集することができた。本日、2本目の原稿を書き上げたので、スッキリした気分で帰国できる。
以下、一ヶ月の反省会会場
今回韓国に来る前には、いずれ自分のメシの種になりそうなものを積極的に探そうと決めていたが、ひさしぶりの韓国長期滞在ということもあって、比率的に旧友との再会が多くなってしまった。次からはいろいろアクティブに回ろうと考えているが、歳をとってきたためか、韓国に慣れすぎたためか、自分の好奇心が薄れつつあるような気もして、やや不安。
唯一おいしい店を発掘するのにはやたら気合が入っていたけど、面白いものを作り上げるには、本人がいちばん楽しんでないと他人には伝わりっこない。他の子とでも似たような視線で自分が楽しいと思うものを追求していきたい。
あと長期滞在になると、衣食住の面で日本滞在時と同じような快適さが必要だと感じたので、次回韓国に来るときはいろいろ便利グッズなんかを考えていかないと。とくにソウルには友人も少ないので夜間はかなり暇だった……。本は重いので何冊も持っていけない等の制約はあるが、有意義に時間が使えるように工夫したい。
帰ったら、まずはラーメン食いたいな。
韓国では麺類がいまいちなので、ご飯ものを食べる機会がやたら多かったし。あと、やっぱり肉を食う量が格段に増えた。日本では刺身の購入もスーパーで簡単にできるので、肉のない生活だって楽にできるけど、やはり韓国だと勝手が違う。こっちだと昼や夜に魚を食べに行く機会が少ないよね。
まあ、なんかうまい具合に両方の国でリズムを作っていければいいんだが……。
週末は韓国格闘技の大会に行ってきた。
韓国で格闘技の会場に行くのは3年ぶり。
大会自体は洗練されてきていたけど、とにかく長かったなー。日本でもそうだけど、5時間以上の大会は見ていて疲れる。試合もやや低調気味だったし、途中で帰ろうかと思う瞬間がけっこうあった。
見てて気になったのはラウンドガール。誰だって試合が始まるラウンドが1Rなのは知ってるはずだから、試合前にラウンドガールに1Rのプラカードを持たせて歩かせる必要はないよね。試合前にルールの確認が終わって闘おうとしてる選手が、ラウンドガールがケージを一周するのをずっと待ってるって、意味がわからない。
テレビ中継のためか知らないけど、もっと“見る側”と“やる側”の視点を優先させないと。あれだと選手の士気にも関わるよ。あとは前座とテレビマッチを分けてるんだったら、扱いも格差をつけて前座はもっと素っ気なく進行したほうがいい。それだけで1時間ぐらい短縮できる。
あと、観客の相変わらず声援は大きかったけど、内容は「××選手、ファイティン!」って言ってるだけだった。固定客はいそうなのに格ヲタみたいな声援はまだないのね。日本では昔からボクシング、空手、キック、MMAの大会では必ず「まずはローから」「ガード下がってきたぞ」というセコンド的声援が多いけど、あれは日本独自のものなんだろか。
でも今回、明らかにテクニックが図抜けた選手が日本から来てたんだけど、彼に対する見方だけは雰囲気が違っていたなー。一挙手一投足に対してため息交じりの声援というか、拍手をいちいち送ってた。長く修練を積んだ選手の動作ってのは美しいものだけど、そういうのを自然に感じたんだろうか。とにかく彼へのリスペクトは際立っていた。
大会のフォーマットを見ていると、まだUFCを作りたがってるっていうイメージしか沸かないけど、それはPRIDEが全盛期だったころは、みんなあの世界観を作りたがったのと同じで悪くないと思うけど、もう少しオリジナリティがほしいね。ただ、あのメンツで3000人規模の客を集めてるのは大したもの。ケーブルテレビの生中継もついてたし、順調に中規模イベントとして成長してるのは感じた。
何のかんの言っても、25000ウォン分は楽しんで帰ってきたけどね。
「俺、この曲の歌詞全部歌える!」
そう思ったけど、近くで工事していて音楽がかすかにしか聞こえない。
曲名が知りたくて焦って近くをウロウロしてたら、横断歩道を渡った化粧品屋でラジオを流していたのに気づいた。
聞いたときは曲名も歌手もまったく覚えていなかったけど、曲を聴いていたら歌詞は思い出したので、携帯で検索したらキム・ジャンフンの「세상이 그대를 속일지라도」だった。
いやー、懐かしい。この曲を聴いて韓国語を勉強したなあ。これだけ鮮明に歌詞を覚えているということは、相当ちゃんと覚えたんだろうな。
大学時代は歌を歌うのは好きだったけど(だって合唱団の団長してたしね)、何といってもカラオケが大嫌いで、日本でも韓国でもカラオケに行くのは避けていた。でも、自分が留学に行った96年当時の韓国って唯一の娯楽がカラオケって感じで、とにかく酒が入って気分がよくなったらみんなでカラオケに行くって習慣があった。
いつも本当にむりやり連れて行かされて、むりやり何かを歌わせられるのが嫌で仕方なかった。最初のときは韓国語で歌える歌なんてないし、日本語の曲は長渕剛のRUNとかしかないし、結局歌うのは有名な洋楽とかで、場はしらけさせてしまうという流れが苦痛でしょうがなかった。
日本から来てた留学生は韓国語を覚え始めると、次第に韓国語の曲を覚え始めるんだけど、なんか義務みたいで覚えるのは癪だったけど、あまりにもカラオケに連れて行かれる機会が多かったので、当時人気のあったキム・ジョンミンとかシン・スンフンなどを仕方なく覚えようとした。その中にキム・ジャンフンもいたことをすっかり忘れていた。
15年ぐらい、その存在も忘れていたし、ひさしぶりに聴いたのでちょっと嬉しかった。
やっぱり、苦労していた時代に聴いた音楽だからか、いま聴いてもなんというかわびしいというか、切ないというか。普通の曲から感じられる質感とはちょっと違うね。音楽って不思議だわ。
留学生時代も、あのカラオケ地獄がなかったら、もっと楽しくなってたはず……とずっと思ってたけど、まあ、自分のコミュニケーション能力が低かっただけなんだろうな。あの縛りがあったからこそ、濃厚な韓国が体験できたというのはあるかもしれないけど。
なんか、曲を聴いてるといろいろ思い出すね。
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