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東海近辺のライフログ。
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昨日は某雑誌の企画で懐かしいプロレスラーと格闘家の取材をしてきた。
雑誌の出版前なので、詳しいことは書けないのだが、話を聞いていると
つい童心に戻ってしまう自分がいた。

自分はライターとして編集者としてファン気質が強すぎるのだけど、
やっぱりこの仕事は好きでやっていて、お金の問題じゃないんだな。

生活のこととか考えると、確かにこの業界で食っていくのは本当に大変で
厳しい(短い期間だけど、痛感させられた)んだけど、いまのような副業的な
立ち位置で仕事をしていられれば、とても楽しいというか。

本業の人には「お前、ナメてんのか」って言われるかも知れないけど
いまの自分としては、この世界に関わってよかったという気持ちを大事にして、
用いられる仕事を精一杯やりたい。

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ニコ動とパンドラTVで『ツイン・ピークス』を見ているんだが、実に楽しい。改めて思うが名作だ。


大学生の頃、このドラマが流行ってて大学4年の頃かな? 近くのレンタルビデオ屋で借りて全部見たんだけど、いま見ても懐かしいし、面白い。思えばこのドラマが初めてのアメリカ連続ドラマに初めてハマった作品だった…。

デビッド・リンチのサイケでミステリアスな世界観、曇り空しか出てこない風景が印象的で、殺風景な寒村は閉鎖的で人間の悪性が引きずり出されるような深い森があって、冷え冷えとした狂気を感じさせる作品だった。

役者もみんな魅力的で、とくにFBI特別捜査官デイル・クーパー(カイル・マクラクラン)は、一人でテレコで記録するちょっとオタッキーな男。パイやコーヒーといった何気ない嗜好品に異常な愛着と執着を見せるのが可愛らしい。改めて見ても洞察力に優れ、偏見なくすべての人の中に溶け込むバランス感の良さ、熱血で純粋なところが目を引く。

でもいま見ると、彼の捜査方法は自分の見た夢を現実の捜査にすり合わせていったり、容疑者の名前を呼びながら遠く離れた瓶に石を投げて、当たったら捜査の必要あり、外れたら無関係なので無視といったオカルティックなものでワロタw

実際に俳優はやたら美人や個性的な役者が多く、ララ・フリン・ボイル、シェリリン・フェン、メッチェン・アミックといった女優は、このドラマのあとに出た映画もかなり見たし、原作となった小説や映画なんかも全部見た。

ドラマの端々には細かい仕掛けを施されていて飽きないし、商業化されすぎた現在のドラマとは違って視聴者に容易に迎合しないクリエイター本位の作品作りになっている。

しばらくまたハマりそうです。
歯医者ってのは、何のプレイなんだろなって思うよ。

いやね、歯が悪いのでよく歯医者に行くんだよ。
すっとさあ、衛生士のおねいさんが
「痛かったら言ってくださいね」
なんて優しい声で言うんだよ。
満面の笑みをたたえながら。
いや、マスクしてて見えるはずはないんだけど、
俺の心の目にはそう見えるワケ。
こっちは「よ~し、今日は頑張るぞ~」なんて
いい気になって治療台に上るのよ。

で、いざ治療が始まったらさあ
「ぐががっっっっ!」と悲鳴あげるぐらい痛い。
もう痛い。ホント痛い。(´・ω・`)シューン
しかも痛いところを執拗に責めたてやがるから
知覚過敏になって全身がビクビクなっちゃう。

たまらず飛び起きて「この下手くそがっ!!」
って張っ倒してやろうとすると、
間髪入れず、またおねいさんが「痛いですよね~」
とか言いながらニコッとするんだよ! 
まあ、治療中は目隠しされてるんだけど、
やっぱり俺の心の目にはそう見えるワケよ、うん。

で、振り上げたコブシをおろしてだね
「そこまで言うなら、もう少しだけ我慢してやるか」と思うわな
したら、またガリガリガリッ! チュイーーーーン!!!!だよ! 
こっちは削られてエグられるから、体も強張るし、
肩もガッチガチに凝ってくるんよ

「もう我慢できねえ! このヤブ医者!! しっかり治療しろ!!!!」
と小1時間罵ってやろうと思うんだが、
またその瞬間に「ちょっと染みますよね~」なーんて
膝枕的姿勢で口の中に手を入れてグリグリとあちこちを
こねくり回すもんだから(妄想)、
ついまた「まあ、そんなに痛くなかったけどさ」
つって我慢しちゃうんだよね

衛生士のおねいさんはさあ、ずっとマスクしてるから
美人かそうじゃないかなんてホントは分かんないんだけど
一部分が隠されてると、全開露出してるものよりも
妙に神秘的に思えてくることってあるんじゃない? 
皆んなには見えないと思うけど、
俺の心には「あの衛生士のおねいさんはきっと美人だ
間違いない。超美人のはず」って声が聞こえてくるんだ

でなきゃあんなに痛いことされて許せるわけないじゃん
ねえ?

皆んなも歯医者では妄想するよね? 
痛さをいかにごまかすかを考えた末に
下らないこと考えてしまうよね! 

俺だけじゃないよね? 

IMG_2973.JPG

今日は知人のキックボクシングの試合を観戦してきた。

3分3ラウンドの試合で、彼はほとんど打撃を受けず、効果的な打撃を出しながら試合をコントロールしていた。対戦相手は彼のスピードについていけてなかったし、有効打は作れなかった。マスト判定であれば知人が3-0で完勝していたはずだ。


けれども結果はドロー。自分も知人に感情移入をして観ていたので釈然としなかったが、ジャッジは僅差か、ほとんど差がないと見做したのだ。三者ともそう見ていたということは、なんらかの意味をはらんだ“事実”として受け入れなければならない。


人間がとてつもない努力をしたとしても、必ずしも自分の望む形で、望む瞬間に、あるいは目に見える形で報われるとは限らない。個人的には努力した結果が、完全な徒労として終わることはないと信じているが、一見して“失敗”の形で現れることは少なくはない。


自分がいま従事している仕事でも同じだ。努力はしている。けれども自分の望む結果で表れてこない……。そんな経験はずっとしている。受け入れがたい結果を目にして、そこから何を学ぶのか。人生においてこれは重要な問題だ。


何かの啓示なのだろうかと思案することもあるし、事が決した後で、自分の中にどのような変化を加えるべきなのか、などと考えることも少なくない。格闘技に限らず、目に見える形で“本番”があるものは、そうした結果と向き合いやすい。それは自分がした努力に対する“結果”を多くの第三者が共有するからだ。


けれども、一般的な会社員や学生が努力した末に出る“結果”も、“第三者”が共有していなくても舞台表現者たちと似たようなもののはずだ。そこには一瞬ですべてを問われるか(目に見える形で表れるか)、日々の生活の中で少しずつ結果が出ているかの違いでしかない。


舞台芸術では“本番”の“結果”で、表現者たちが日常、どんな努力をしていたかが分かってしまう。本来は社会人でも舞台で勝負する者たちと同じように、日々の生活の中で自分たちの努力の結果が出ているはずなのだ。


気付かないうちに出ている自分の望まざる結果、つまり差し当たっての“失敗”とどう向き合って、どう自分に変化を与えていくか――。それを戒めとして自分に問い続けたいから、自分はオペラや格闘技といった舞台芸術を好んで観る。日常の自分の生活と努力レベルに“喝”を入れるために。



 

やっと商品を発売元に納品できた。
会社設立してから10冊目の本。


 IMG_2964.JPG

来週の木曜日以降に、書店に並ぶ予定です。
シリーズ第一弾同様、内容のいい本なんで売れるといいなあ。
第一弾はアマゾンでもネットでも非常に高評価をいただいてます。
大人になって英語を学び直したい人にお勧めです。




黒人霊歌は魂を解放する心の叫び。

もちろん、黒人霊歌の中には悲痛で重いものもあるけど、底抜けに明るいものも多い。
そこには笑いや歓びで悩みや苦しみを吹き飛ばしてやろうという痛快なイキオイがある。

音「楽」とはよく言ったもので、
いい音楽は聴いていて自然と体が動くぐらい楽しい。
そして楽しい音に触れているときは、心配や不安は一瞬にして吹き飛ぶ。
リラックスできる音楽を聴く前と後とでは、精神状態も違うように感じる。

きっと気のせいじゃない。
科学的に調べればいろいろ説明できるはずだ。

寝たきりの人の前でプロの歌手が歌ったら、
突然、病人が立ち上がって喜んだという話もある。
それだけ音楽が持っている力は素晴らしい。
この曲はyoutubeよりも、簡易に字幕などを書き込めるニコ動で
観るほうが絶対に楽しい。

スウィングジャズの軽快なリズムに乗って、ルイ・アームストロングと
ダニー・ケイが軽口をたたきながら、名曲を自由気ままにアレンジしている。
後半のスキャットの掛け合いも素晴らしい。
何より心から音を楽しんでいる姿勢に、つい笑顔が出てしまう。

元気、もらいました~
「苦しい事件に出会ったときは、まず、それについて感謝に値する事柄をさがし出し、それを率直に感謝しなさい。そうすれば、心に一層安らかな気分が生じ、気持が落ちつくと、その他の事も堪えやすく思われてくる。たえずこれを練習していると、しだいに良い習慣となって、人生がたいへん楽になる」

『眠られぬ夜のために』第一部(カール・ヒルティ著/岩波新書)p33より



心配事があって、よく眠れない日が何日か続いたんだが、押し入れの奥にしまってあった本を取り出してざっと眺めてみた。こんな本の発想をよく考えたものだ。これで少しはよく眠られるかもしれない。




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