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東海近辺のライフログ。
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北欧に来て時差ボケのせいもあり、すっかり朝型人間になっている隊長です。週末はストックホルムの観光に充てました。それはおいおい書いていくとして、今回は念願というか、かなり嬉しかった報告を。

僕はかなりのロック&メタル狂ですが、アカペラもかなり好きです。とくにスウェーデンを代表するリアルグループは、高校3年生の時に日本で初めてリリースされたアルバムをすぐにゲットして以来、ずっと聴き続けているグループであります。

スウェーデンに来て一度やってみたかったのが、彼らの母国でライブを見ること。ストックの道を歩いていると、彼らのライブを告知するポスターも見つけました(ポスターを見たのは、ライブ終了時だったので、写真を撮ったあと、このポスターは記念に剥がしていただいてきました)。

週末何しようかと考えているときに、たまたまリアルグループのホームページを見ていたら、翌日がストックホルムのライブの日だったのです。自分が北欧に滞在している間にストックでやるライブはこの日しかなかったので、迷わずネットでチケットをゲット(正確には対抗してくれた人がいたのですが)。チケットは売れてはいたものの、ソールドアウトではなく、何とかチケットを手に入れることができました。チケット代は日本円でだいたい5000円ぐらい。

会場はストックホルム市内にある『Stockholms Konserthus』というところ。よくは知らないのですが、地元に人によるとストックでは有名どころの会場だそうで、2500人ぐらいは収容できそうな会場でした。それにしてもスウェーデン人は結構のんびりしてますね。ライブ開始の19:30近くになってもあまり混まないので、ひょっとしてチケットが売れてないのかと思いましたが、開始直前になると満員といっていい入りになりました。お客さんのほとんどは高齢者。まあ、リアルの音楽自体が若者向けというわけではないので、ある意味では納得したのですが、それにしても若者といえる人はほとんどいなかったのでした……。

この日のライブのセットリストは、今年9月に発売されたニューアルバムの『REAL ALBUM』からの曲が多く、まだこの時点でアルバムを手に入れていない自分にとっては聴きなれない曲が多かったので、今までとは多少違うイメージを感じました。とは言え、自分が実際に彼らのライブを見たのは2003年の韓国ごろだし、メンバーも変わっているりでイメージが合わないのも当然なんですが、音自体は安定していていいライブでした。

ただ、人気曲の『Big Bad World』は相変わらずイマイチだったのが残念。この曲は最初の口笛の頼りなさに加え、安定感やハーモニーともに残念な出来でした。人気曲ならもっと頑張って練習するか、自信のある曲をやったほうがいい気もしました。そういう多少の不満はあったものの、会場の観客は大興奮で、本編終了後にはスタンディングオベーションでメンバーを称賛し、アンコールも心行くまで楽しんでいたのでした。

演奏終了後は、ニューアルバムを並んで買いました。こちらもお勧め! しっとりと音楽を楽しみたい方にはお勧めしたいアルバムです。
 
 
 
 
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今日は朝から雪が降る悪天候だった。昨日よりも天気が悪そうなので、日中の外出は避けて仕事に専念することにした。時差ボケの影響もあり、朝5時ぐらいに目が覚めるで、午前も午後もガッツリ仕事を済ませ、夕食はスウェーデン在住の日本人の方と待ち合わせて食事をすることになった。

そのスウェーデン在住の方というのが、今から10年近く前に自分とネット上で知り合ったカオルさんという日本人女性だ。当時、自分がアップしていた格闘技のHPを見て「北欧の格闘技を紹介してくれませんか?」と彼女がメールしてきたことがきっかけで、自分もネット上でこの話に興味を持ってくれたオリゴンさんという方の協力を得て、北欧格闘技のサイトを作るようになった。当時はトニー・ホームがリングスやUFCに出場したことがある程度で、誰も北欧に総合格闘技シーンが存在することはまったく知られていない時代だった。

当時のこのサイトは、誰に向けて後悔しているのかもわからない小さな個人運営のHPだったが、僕たちがメールで選手にインタビューをしたり、カオルさんが現地で大会取材や選手へのインタビューをするなどして、徐々に格闘技関係者の間でも知られるようになり、このサイトがきっかけで、ヨアキム・ハンセンやユノラフ・エイネモらの存在が知られるようになった。

その後、修斗コミッションが北欧での初のプロ修斗の大会を開催し、そこで活躍したヨアキム・ハンセンは、すぐに日本のプロ修斗に参戦し、あれよあれよと言う間にタクミ、佐藤ルミナ、五味隆典といったトップシューターを撃破して一気に修斗世界王者となった。その後のPRIDEやDREAMにおけるハンセンの活躍ぶりは格闘技ファンならご存知のことと思う。

インターネットと格闘技がつないだ不思議な縁。その後、気づくと自分は日本で格闘技雑誌の編集者となっていて、スウェーデンのカオルさんも現地アテンドやゴング格闘技などに北欧の選手のインタビューなどの取材協力をするようになっていた。思えば、彼女との出会いがきっかけで自分の人生に少しずつ何らかの影響を与えて行ったのかもしれない。

スウェーデンは初めて訪れる国ではあったけれど、自分の中ではもう何度も何度も頭の中で想像し続けた国でもある。すでに昨年、自分はカオルさんが日本に一時帰国した際に、何度かお会いしていたが、今回ストックホルムという街で、カオルさんと共にしたひと時は、とてつもなく運命めいたものがありそうでいて、やっぱり何だかすべてがまったくの偶然であるかのような、そんな不思議な気持ちにさせられた。

人との出会いや縁とは、いったいどんな化学反応を産むのか、まったく予測不能なものである。

写真左上:カオルさんオススメのトルコ料理店での食事。ラム肉が旨い
写真右上:スウェーデンの力道山? それとも色使い的には金正日?
写真左下:ストックホルムにたたずむビルの一角。こんな建物が沢山ある
写真右下:小さなスーパーの中にあるお菓子コーナー。カラフルさが好き
 
 
 
 
これ気に入った! 
平焼きのハーブ入りライ麦パン。あんまりこういうのって食べないほうだったけど、パリパリしてて香ばしくってうめーっす。

朝にサラダなんかと合わせると最高。日本でも通販とかで売ってるので買ってしまうかもー。
これ気に入った! 

近くのスーパーに行くと、何だかかわいらしい袋に入れられている平焼きパンも結構あるので、見てても楽しいぞっと♪
 
 
 
 
こんなに寒いとは思わなかったっす。いや、寒いだろうとは思っていたんだけど、荷物を多くしたかったし、寒ければ向こうで買えばいいやと思って来たわけです。宿で食事を済ませて午後から初めてストックホルムの街に出たら、小一時間でガタブルですよ。恐るべし、11月のスウェーデン。

まあ、寒さ対策はおいおいするとして、まずはストックホルムの市内を探索したことについて。

現在の宿はストックホルム東の市街地カーラプランというところ。場所的にはスウェーデン国立博物館の近くで、ここからまっすぐ南に下って博物館や美術館の多い、ユールゴーデン島を散策し、また元のカールスプランに戻って海岸線の道を西に歩いて家に戻るというコースを散策した。時間にして2時間ぐらい。でも、1時間ぐらいで手の感覚がおかしくなるぐらい寒くなった。

まずはユールゴールデン島の写真。島全体が自然公園のようになってるようで、もう少し温かかったら、東に続く島全体を歩いてみたいと思ったけど、ちょっと無理。鼻水ズルズル手はガチガチだった。


寒さに耐えられなくなったので、対岸のカールスプンに戻り、海沿いの道を散歩した。沢山の船が泊まっていたけど、どれもセンスはいいし、中で皆生活してるみたいで、素敵だった。古い建物を完全に残す旧市街地的な街もそうだけど、船や建物、看板とかのデザインがどれも洒落てて格好良かった。「すげぇよストックホルム」と唸りつつの散歩になったのだった。
 
 
 
 
北京からストックまでの9時間半は結構つらかった。身動きできない中、機内食を三食続けて食べさせられると、なんだかブロイラーにでもなったような気になる。ちなみにプロウラーはIRON MAIDENの1stの名曲。関係ないか。機内では映画も見れるのだが、中国語と英語の字幕なのでイヤホンは付けず『レッドクリフ2』を流し見する。

前の中国人の無法急角度リクライニングぶりと横の北欧老人とのヒジとり勝負に果敢に応じながら、読書、DS、仮眠、iPhoneで音楽、をローテーションで回して時間をつぶす。長時間のフライトだが、気圧が高いせいかあまりぐっすり寝るような感じにはならなかった。周囲の人もグースカ寝てる人はあまりいない。

9時間半のフライトで機内食は2度。格安航空券だし、もともと期待してないのだが、出された鳥の肉団子ライスやサンドイッチからは、まったくやる気は感じられない。もう少し頑張れよ、エアーチャイナ。

長時間フライトに苦しみつつストックホルムにようやく到着。ストックホルムのアーランダ空港の標識や建物の色使いなどは、自分がイメージしてるスウェーデンらしさとかなり合致していてテンションあがる。色とかフォントの使い方とかがシンプルなのに、ポップさとスタイリッシュさがある。

入管では提出する書類は一切なく、口頭で旅の目的や滞在場所などを簡単な質問を受けた。荷物を預けていなかったこともあって着陸から15分程度で入館を通過。スウェーデンは人口900万人ぐらいの国なので、首都空港なのに人はそんなに多くないことはあるにしてもかなり事務的な対応は迅速で快適なものだった。

日本とは8時間の時差があるので、まだ夕方の5時前だが、そこはさすがに冬の北欧国家。すでに真っ暗だ。空港で迎えに来てくれた人に連れられ、空港から市内までの電車と地下鉄を乗り継いで宿に到着。すでに活動時間が24時間以上経過しているので、近くのスーパーの様子をうかがってから早々に就寝することにした。ネムスネムス。
北京行きの飛行機は左右3席シートずつの6席なので、そんなに大きな飛行機じゃなかった。自分の隣には客は来なかったので北京までは快適に過ごせた。この日は快適だったので、滅多に座らない窓際席の特権を存分に楽しませてもらった。

普通、キャビンアテンダントって年齢制限あるよね? しかし、エアーチャイナ(中国国際航空)には、お局さんみたいなおばちゃんがいてなかなかの迫力。そんなおばさんに「ヌードルかライスか」と聞かれたので、ライスと答える。ご飯の上にはエビと片栗粉で閉じた豚肉? のようなものがかけられていた。まあ、大ざっぱな機内食だな。隣の日本人青年はヌードルを食べていたが、焼きそばみたいな感じ。そっちでもよかったかも。

機内ではあまり読書する気にならず、行き先のガイドブックを取り出してパラ見したり、持ってきたDSでドラクエ5などをやるのだが、どうにもつまらない。出だしだけやりつつ「フローラよりも、ビアンカちゃんで決まりだろ」とか吐き捨てて、小一時間ぐらいウトウト。気が付いたら北京空港間近だった。北京空港は無駄に広い国土を利用しているので滑走路がかなり長い。そのため着陸も余裕を持ってスムーズに成功。「パイロットやるじゃん」と思ったが、機内から出るときに見たパイロットは、ティアドロップのサングラスをかけたチンピラみたいな兄ちゃんだった。

時計を見ると乗り換えに30分ぐらいしかないので焦ったが、何のことはない。時差が1時間あることを忘れていただけだった。北京は前日に雪が降ったとのことで、外は気温2度。雪が薄く積もっていた。空港ならフリーのWiFiぐらい利用できるだろうと思っていたが、フリーの有料電波はなし。出発時間も30分遅れになるし、「こういう時にツイッターができればいいのに」と思いつつ、パソコンを取り出して時間を潰す。

それにしても、機内や空港にいる中国人の声はデカイ。飛行機の搭乗待ちスペースで酒盛りしつつ、ガハハと笑う豪気なオヤジたち。幸せそうだな、オイ。まあ、空港に来れるだけ富裕層なんだろうけど、そうは見えない中国の罠。最近、韓国の空港ではあまりキムチ臭がしなくなったが、中国の空港は濃厚な中華料理屋の臭いがするのでつい懐かしくなる。北京で一泊できれば少しは楽しいのになあ。
何気に人生初ヨーロッパ。

チケットは中国国際航空をチョイス。10月後半に出発を予定していたが、安くて人気のスカンジナビア航空は早い段階から11月10日前後までソールドアウトだったので、28日間FIXの中国国際航空のチケットを確保。フライトは成田→北京→ストックホルムとなった。航空券の料金は51000円で、税金やら何やらがついて最終的には72400円。北欧のチケットとしては安い方だろう。

フライト時間は成田→北京4時間、北京→ストック9時間40分。うへぇ、合計13時間超か・・・・。ストック日本は8時間の時差があるので、これだけ乗ってもストックには出発した当日の夕方に着くことになる。

機内で何をするか悩み中。無難に読書で済まそうと思うのだが、『三国志』(吉川英治)全八巻では少し飽きそうだし、翻訳の仕事をしても、せっかくの旅行気分が台無しになりそう。一応、カバンにDSを忍ばせ、iPhoneには未読の『FAIRY TAIL』16巻分を同期しておくことにする。

iPhoneのバッテリー変わりに使っていた韓国製のミニパソコンのアダプターが見当たらないため、持っていくことを断念したのは計算外の事態だが、荷物がかなり重くなっているので、かえってよかったかもしれない。
バッテリーが早く切れるiPhoneはノートパソコンで充電するかな。

出発は成田発午前9時なので、かなり早起きしないとなー。
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元『kamipro』編集部員。現在は東京を脱出して三重県在住。フリーライター、通翻訳業は継続中。
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