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東海近辺のライフログ。
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日本に帰国してから、一時期ブログ禁止令が出ていたこともあって、
ブログを書くのは自粛していた。

いまとなってはそういう縛りはないので、いろんなところでブログを作っていた。

fc2、excite、sonet、自己ドメインを使ったブログ、最近ではmixiページもブログ
代わりに書いていた。そのほかにはflickrにfotologueなんかの写真サイトなんかも
あるけど、なんとなく続かず。

どれもホームという感じがしないからか。

「友人にやれよ」と言われたので、まあやるかと。
せっかく自分のドメインがあるんだから、そっちでやってやろうかなと思って作ってみた。



いつまで続くかねえ
 
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久しぶりに万年筆を買った。

1771424023_157.jpg最近になって本を出すようになり、昔いろいろお世話になった人に献本する際に、本だけを送るわけにもいかず、またワードで書いた文章をプリントアウトして同封するのもどうかと思い、手書きの手紙を書く機会が増えた。

物の扱い方が悪く、大事なものでも平気でよく失くす自分ではあるが、万年筆には少し思い出がある。

高校、大学、韓国留学時代には電子メールや携帯メールなどがなかったので、遠方にいる人には手紙を書いていた。高校になってから、とくにキレイな字を書く人に憧れるようになり、できるだけ字をきれいにすることを目指そうとした。誰にも教わったことはなく、いまでも自分が納得できるようなレベルの字にはなってはいないが、少なくとも高校時代の日課としていた日記などで、毎日練習はした。そして、誰かに手紙を書くのが、当時の自分の“本番”でもあった。

当時、日記を書くときは、その日の内にちゃんと時間をとって、できるだけキレイな字で、意味ある内容を記すことを課していたので、少しずつではあるが上達はしていった。

ただ、キレイに字を書こうとすると、自分の技術の問題もあるのだが、(というか、技術がないからこそなのだろうが)道具の部分がしっくりいかない。ボールペンではペンが滑りすぎる、鉛筆は書きやすいが、手紙や清書には適さない。またサインペンでは太すぎるし、まとまった量を書けない。水性のボールペンは良いものもあるが、当たり外れが大きいし、500円ぐらいする極細ペンは使い勝手がいいものはあるが、先っぽの玉が外れてすぐに使えなくなるという問題もある……といった具合で、常に一定して“使える”ペンは少なかった。

そんな中で愛用するようになったのが、母が使っていた万年筆だった。万年筆好きの母がカートリッジ式のインクを入れ替えたり、ビンに入ったインクを吸い上げて使っているのを見て、子ども心ながらに憧れのようなものを感じたのだ。

最初は安物で、もういまは使っていない万年筆をねだって譲ってもらった。とにかくインクを早く取り変えたくて、毎日いつもいつも万年筆を使いまくった。書き方も針の向きを逆さにして書いたり、斜めにしたり、自分なりの書きやすさを追求するのも楽しかった。

そして何よりも気に入ったのは、やはり書きやすいということだ。万年筆は使い慣れてくると“使い捨て”ではなく、ずっと入れ替えながら使えるので、愛着が湧いてくるし、自分の“相棒”のような気持ちさえ抱くようになった。たった数百円の万年筆にである。

万年筆を大事に使っている自分を見て、大学に入学するとき、母はパーカーの1万円ぐらいする万年筆を買ってくれた。ピカピカの万年筆には重みがあったし、安物の万年筆よりもインクの出方が違っていた。最初は書きにくかったのだが、インクの出方もその筆だけが持つ“個性”のように感じて、ますます万年筆が好きになった。

その後は自分でインクを吸い取る方式の万年筆を買ったりするようになったのだが、大学に入ってからは次第に手紙を書く機会が減り、電子メールの時代が訪れてからは、手で字を書く機会はほとんどなくなった。

こうして過去を振り返ると、もう15年ぐらいは万年筆とは無縁な生活になっていたし、手紙も手では書かなくなっていた。

けれども、最近また自分の手で手紙を書くようになったからか、手書きの手紙をもらうとすごく嬉しいと感じる。パソコンでもらうメールはクリックするだけだし、そこにドキドキがあったとしても、ほんの一瞬で終わってしまう。

実際の手紙だと、到着してから封筒に入っている便箋を取り出すときの高揚感、手紙を読んでいるときに訪れる心の純粋さを強く感じる。それらの感覚は電子メールでは感じられないものだ。読んでいると、書いた人の気持ちが字に乗り移っているのを感じるし、その気持ちが愛おしく感じる。読者の方からもらう応援や感謝の手紙なども、自分とは面識のない人からの手紙なのに、凄く嬉しいのだ。

もう中年といわれる歳になり、自分の大事な気持ちを伝えるときのことを考えると、それが電子メールでいいのだろうかと思う。単に手で手紙を書けばいいという意味ではなく、実際に自分の手で紙の上に気持ちを刷り込んでゆく、その作業には人を誠実にさせる過程があるような気がする。

この先、親や本当にお世話になった人に、自分の心からの感謝を伝えたいときがあるはずだ。そんな場面を思い浮かべると、口で伝えるのとは違った形で文字にしてずっと自分の気持ちを形に残したいと思う。そして、そのときに使うのは自分の心からの言葉と気持ちをともに刻み続けてきた“相棒”の万年筆であればいいとも思ったりする。

物をよく失くす自分の性格では“万年筆”どころか“一年筆”にならないか心配ではあるけれど、思い立ったが吉日。なくしてはならないもの、大事にしたいものを常に傍らに抱いて過ごすことの大切さ、それを学ぶ機会が来ているんだと思う。

自分のいる事務所の横には、60歳ぐらいのダンディなオジサマがいるのだが、万年筆LOVEだった自分の昔の話を口にしたら、「私も万年筆が好きでね……」と言いつつ、もう何十年も使っている色んな万年筆を取り出し、ひとつひとつの万年筆にある思い出を話してくれた。

いつの間にか、いまの書を編むことが自分の仕事になっているけれど、仕事でも実際の生活でも、言葉に気持ちを乗せて刻む過程を大事にしながら、また新たに歩み始めたいと思う。




とりあえず“三年筆”にするところから頑張りますw
 
仕事が充実していないと、書くこともないな。
会社が残っただけでも幸いなんだろうけど、
今の状況をずっと続けるわけにもいかない。

さてどうしたものか。
両方とも崩壊とはね。
業界は最悪だな。

日本の経済なんとかよくなってくんねーかな。
週末は色んな人に会いに行ったんだが、土曜日は兄宅に行ってきた。
IMG_0799.JPG

2月に出た書籍で手伝ったもらった兄貴夫婦と義弟にお礼と書籍を渡すため。
4ヵ月の姪はちょっと女っぽくなってたかな。
IMG_0802.JPG

夜は火鍋をごちそうになった。
連日食事をごちそうになり、ちょっと申し訳ない気もしたが楽しかった。
週末は知人宅で自作味噌の手伝いに行って来た。
その知人は彼女の友人なので愛知県出身。作るのは赤味噌だった。
大豆を圧力鍋で煮る作業は知人がしてくれて、俺らは味噌を挽いて容器に漬ける作業までを手伝った。
大豆に入れるのは米麹。
IMG_0781.JPG

こんな色してます。

んで、作業を始めようと思ったら、フードプロセッサーが故障して途中まではすり鉢を使って自分たちで大豆と米麹をつぶす作業をしてた。これがいちばん大変だったけど、途中で新しいフードプロセッサーが登場して作業はあっという間に終了。すり潰す作業もけっこうおもしろかったんだけど、米麹は固くてなかなか潰れなかった。
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容器に入れるときはハンバーグをこねる時みたいに丸くしてから、容器の中に投げつけて中の空気を抜く。この作業もなかなか楽しかった。

で、こちらが一年前に作った味噌(上)と今回作った味噌(下)。
IMG_0784.JPG

一年でこんなに赤くなるとは不思議。この日は2年前につけた味噌を使った鍋を御馳走になり、2年前に作った自作味噌をもらって帰った。自作したほうが安くなるというのは間違いで大量生産した方が味噌の価格は安くなるのだそうだ。

意外と面白かったし、自分で作った方が食材というのは大事に使うようになるので、来年以降は自分たちで作ってもいいかなと思った。
年が明けてからは大阪と東京を行き来してぐったり疲れたので、始業はけっこう遅めにした。

だが、蓋を開けてみると、新しい本の編集作業はかなり難航しそう。
今回は新しい翻訳者にお願いしたのだが、凡ミスや文章自体に間違いが多いのだ。
文章が多自分がいかに翻訳者に助けられていたかが分かる。

今年も本は一ヶ月に一冊のペースで出す予定なのだが、編集作業の多さや今後の書籍の準備
具合などを考えるとちょっと不安。

また親しい出版社が大きなミスをしているのと化を見ると、本当に他人ごとではなく、
「出版業って怖いな」と思うことしきり。

「見るものはすべて疑ってかかれ」「ミスはつきもの」という覚悟でやらないとダメですな。

今年の目標は、まず1万部以上の本を出すこと。なんとか達成したいな。
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