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東海近辺のライフログ。
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小学校の頃だっただろうか。
正月に母の実家に行くと、雪がどっさり積もっていた。大阪では積雪は珍しいことなので嬉しくて嬉しくて昼間は外で走り回り、しもやけ・あかぎれができるまで雪だるまを作ったり、雪合戦をしたりして遊んだ。

中でも鮮明に覚えているのは、みかんを雪の中に入れて凍らせて食べたこと。いま思うと雪の中に入れたら、むしろ保温されて凍らないんじゃないかと思うが、記憶では皮を剥くのに苦労しつつ、シャリシャリになったみかんを食べたことを覚えている。きっと日蔭の雪の中に入れて一晩ほど待ったんだろうな。凄く美味しかったような気がする。
 
豪雪地帯にいた高校生の頃は“青春”、雪というよりは極寒というか“孤独”を思い知った韓国留学生時代、一ヵ月いたスウェーデンでは“荒涼感”、それぞれに思い出がある。東京での雪にも思い出の色がつくのかな。
 
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用事はすべて済んだのであとは帰るだけ。だけど何もせずに帰るのはちょっともったいない。ということで早朝にうどん屋を回り、倉敷に寄ってから東京に帰ることにした。
 
讃岐のうどん屋は早朝からやっているので、旅行者にはありがたい。まずは丸亀港の魚市場近くで朝5時からやっているという「喰うかい」へ。
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朝早くからけっこうお客さんがいるなあ。まずは人気の牛すじうどん小380円を注文。ここは注文を受けてからうどんを茹でるので(朝だけ?)食べるまで時間がかかるが、逆に言うと茹でたてが食べられる。ナイス! 牛すじうどん、けっこう牛すじが多いし、うどんは捻じれが入っててコシもあり美味しい。いいお店だな~。
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続いては商店街近くの「つづみ」へ。連食なのでここでもぶっかけ並300円を注文。コシが強いというか、ちょっと硬すぎるぐらいのうどんがいいね。こういうお店が普通のうどん屋なのだけど、その“普通”のレベルが高い。さすがうどん県。
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ようやく気も済んだので岡山へ向かうことに。讃岐富士もなかなかいいお顔。岡山ではサンライナーに乗って倉敷へ。鉄っちゃんじゃないけど、この1週間でスカイライナー(日暮里⇔成田空港)、サンライナー(岡山⇔倉敷)、マリンライナー(岡山⇔多度津)に乗ったなあ。
 
倉敷の美観地区到着。ここも懐かしい……。学生時代にときどき来たっけな。でも実際にまわって見ると、昔よりも美観地区の範囲が広がってたような気がする。和モダンな風景を楽しみながらしばし散策。
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倉敷はままかり寿司が有名だと案内所のお嬢さんが言っていたけれど、朝からうどんづくしだったのでランチは洋式で。
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いろんなところに振られてしこたま歩くはめになったけど、結局は自家製窯のあるピッツェリアに入店。桃太郎ピザなるものを美味しく頂きました。
 
午後は大原美術館を見て観光終了。倉敷って半日ぐらいで見て回るのにちょうどいい場所だよね。帰りの新幹線は3連休の最後だったので混んでいたけど、なんとか座れて無事東京に戻ってきた。まー、この翌日からさらに5泊6日の韓国出張が入ってたんだけどね。
翌日は朝早く起きて香川へ移動。所用で大学の恩師に会う予定があるのだ。大阪→香川間は新幹線を使わず鈍行で移動。大学時代、何度となく通った山陽本線、瀬戸大橋が懐かしい。
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丸亀駅に着いたら、先生が出迎えてくださり、早速うどん屋へ行くことに。3連休ということもあったので、あまり観光客が来ていない穴場で、なおかつ美味しい店というややむずかしめの状況だったけど、根ッ子@多度津へ入店。
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店内はビニールハウスみたいだけど、入るとなかなか快適。揚げたてのトッピング類も美味しかったけど、うどんが美味しかった。本場はコシのツヤとキレが違う。食後に外に出たら、20人ぐらいの行列ができていた。穴場とはいえ、けっこうな人気店のようだった。
 
IMG_4506.jpg食事のあとから先生と長い時間話し込み、夕食までごちそうになってしまった。ドイツビールや奥様の手料理を頂いてお腹も心もいっぱいになった。教え子にここまで歓迎していただいて本当に恐縮したけれど、あらためて大切なことを教わった気がした。本当に楽しい夕べだった。もっともっと自分は努力しないといけないなあ。
 
夜は丸亀駅近くで宿泊。寝るだけと思って予約したアパホテル、安くて清潔だった。
 
 
正月明けに帰省したときのことを思い出しながらアップ。
正月に実家に帰れなかったので、兄貴夫婦の帰省に合わせて俺も大阪に行くことにした。大阪に帰るのは去年の7月以来か。東京からだとけっこう遠くて大変なんだよね。今回は四国まで行く予定があるので、なおさらそう感じる。
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大垣あたりではやっぱり積雪があった。

大阪に帰ったら親戚に挨拶回り。みんな歳をとっていて、時間の流れを感じる。自分の父方の親戚はけっこう近い地域に密集して暮らしていたんだけど、しばらく訪ねていないうちに2軒ほど引っ越していたのには驚いた。なんだか寂しい。
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大阪に帰ったら食べておきたいたこ焼き屋。やっぱり旨い。
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小学校~中学校時代にはしょっちゅう行ったっけ。今回、初めてしそ焼きを頼んだけど、意外と美味しかった。

カドヤは休みだった。クリコ食べたかった(´・ω・`)……

今年は兄貴夫婦が姪っ子を連れて帰ったので、常に話題の中心は姪っ子に。1歳ちょっとなのでいまが一番かわいいかもしれない。昔は子どもはそんなに好きじゃなかったけど、血の繋がっている子を見ると、湧き出てくる感情がまるで違う。

夜はホテルで宿泊。
 

バラードで忘れられない曲と言えばこの曲。
Savatage(サヴァタージ)がダークな雰囲気のクラシカルなメタルバンドであることは知っていたけど、ヴォーカルが金切り声だったので、自分にはとっつきにくいグループだった。

その後、大学に入ったとき高校の後輩から強く勧められたので騙されたと思って聴いてみたら、非常にハイセンスな音楽性に驚かされた。のみならず、聴き進めていくと歌詞に非常に強い思いが込められており、只者でないことを感じた。

このアルバムを出したあと、テクニカルでメランコリックなギタープレイをするクリス・オリヴァが夭逝したこともあって、自分にとってはずっと特別なバンドだった。

彼らにとっても大きな思い出の一曲であるはずの"Believe"。

サビの部分でジョン・オリヴァがイエス・キリストの言葉を唄う部分を聴き、敬虔な気持ちにさせられた。どんな悪人でも心の弱さと救いを求める気持ちを持っていること、またそういう願いを持ち続けていいんだと思わせてくれる曲。

Savatage - Believe歌詞一部抜粋(俺訳)

I am the way, I am the light
私は道であり、光である
I am the dark inside the night
夜の闇の中で
I hear your hopes, I feel your dreams
あなたの望みを聞き、あなたの夢も感じている
And in the dark I hear your screams
そして暗闇の中で、あなたの嘆きを聞く
Don't turn away Just take my hand
背を向けるな 私の手を取りなさい
And when you make your final stand
あなたの最後の闘いのときも
I'll be right there
必ず傍にいる
I'll never leave
私は決して見捨てない
All I ask of you
あなたに願うのは――
Believe
ただ信じること

自分の葬式で使ってほしい曲といえば、この曲。

一時期「千の風になって」という曲が流行ったけど、この曲の歌詞にも同じフレーズが出てくる。あの詩はネイティブ・アメリカンの有名な一句で、この曲と「千の風に乗って」にはなんの関係もないのだけど。

この曲の歌詞を思い浮かべながら聴くと、非常に感傷的な気持ちになる。自分だけかと思ってたら、ニコ動でも同様の書き込みが多数あってワロタ。それだけこの曲に惹きつけるものがあるんだろう。

音楽には歌詞の世界観と音が一致すると、霊的な高尚さを帯びる。なんてことを考えてしまう曲だ。演奏も歌唱も超一級品。このクオリティに到達できる集団は本当に数少ない。

以下、歌詞(俺訳)

Dream Theater - The Spirit Carries On

ニコラス:
Where did we come from?  僕たちはどこから来て
Why are we here?   なぜここにいるのだろう
Where do we go when we die?  死んだらどこへ行くのか
What lies beyond?  その先には何がある?
And what lay before?  この人生の前には何があったのか
Is anything certain in life?  人生に確かなものなどあるのだろうか

They say, "Life is too short,"  「人生は短い」
"The here and the now" and  「いまが大事さ」
"You're only given one shot"  「たった一度の人生だよ」と人は言う
But could there be more?  本当にそれだけなのか?
Have I lived before?  僕には前世があったのだろうか
Or could this be all that we've got?  それともたった一度きりの人生?

※繰り返し
If I die tomorrow, I'd be all right  もし明日死ぬことになっても大丈夫
because I believe that after we're gone 信じてるから 僕がいなくなっても
The spirit carries on  魂は永遠に生き続けると

I used to be frightened of dying  昔は死ぬことが怖かった
I used to think death was the end  死がすべての終わりだと思ってた
But that was before  だけどいまは違う
I'm not scared anymore  もう怖くはない
I know that my soul will transcend  魂は永遠のものなのだから

I may never find all the answers  すべての答えを見つけること
I may never understand why  すべてを理解することはできないだろう
I may never prove  真実だと思っていることを
what I know to be true  正しいと証明できないかもしれない
But I know that I still have to try  けれども僕は求め続けるんだ

※繰り返し

ヴィクトリア:
"Move on, be brave !!  「勇気を出して、前に進んで
Don't weep at my grave  私のお墓の前で泣くことはないの
because I'm no longer here  だってもうそこに私はいないから
But please never let your memory  でもお願いだから 私の思い出は
of me disappear"  永遠になくさないで」

ニコラス:
Safe in the light that surrounds me  光に包まれ、心安らぎ
Free of the fear and the pain  苦しみも恐怖も感じない
My questioning mind has  疑問を抱き続けることが
helped me to find the meaning  あらためて生きる意味を見つける
in my life again  助けとなった

Victoria’s real  ヴィクトリアはいる
I finally feel  いまや感じるんだ
At peace with the girl in my dreams  ずっと夢見ていた彼女を
And now that I’m here  そして僕はここにいる
It’s perfectly clear  ようやくはっきり見えたんだ
I found out what all of this means  すべてのことの意味が
 
※繰り返し
George Winston - Jesus, Jesus, Rest Your Head

高校のときを思い出して、YouTubeで曲を聴きながら思いに耽る。
目を閉じると、窓の外にふりしきる雪、かすかなランタンの光、温かい母の子守唄が聞こえてくるような…。


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