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東海近辺のライフログ。
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今の職場では不定休な場合が多いので、平日に休みがあることも多い。
そんな平日の休日をどう過ごすかを考えるのはけっこう楽しくもある。

三重は日本の中でも地味な土地だし、特定の地域を覗いて観光スポットや見どころの多い地域ではないの
たいていは半日ぐらいで帰ってこれる場所にドライブがてら出かけることが多い。行き先は当然、穴場というかマニアックな場所になる。

今まで行ったのは、近場の温泉や海、川、渓谷とか、そんなところ。
この日は津市リバーパーク真見@三重県津市白山町でのんびり。

リバーパークというだけあって、施設はそこそこ整備されていて、キャンプやバーベキューができるような施設になっていた。家族客がいる下手の方にはいかず、自分は上手の方を散策。

大きい写真を見る場合は、こちらからどうぞ

珍しく川で泳いだり、読書をしながらまったりと過ごした。
川には魚がいっぱいいて、ドクターフィッシュのように足にうようよと寄ってくるのは見ていて飽きなかった。

次は家族でバーベキューしに来たいなと思ったり。


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GW3日目は長谷寺。
もう1日目も2日目も歩きまくったので、足がダルダル。しかも新品の靴はいていて、まだ足になじんでいなくてきつかった。GWは2日残っているけど、津への帰路で見て楽しそうな奈良県の長谷寺に行くことにした。

近鉄戦に乗る前に、難波でランチ。三佳屋という激辛で有名なお店でカレーうどん。激辛を頼んだが、想像していたほどではなく完食。〆きたまごかけご飯を頼も、カレーとともにかき込んだ。ウマー( ゚Д゚)

知らなかったけど、ここの本堂は国宝に指定されているんだそうで。降りた駅が余りにも寂れていたので、門前町も期待していなかったけど、餅をついていたり、地元の名産などがずらりと売られていたりして、意外と活気があった。


この長谷寺は国宝や重要文化財があるだけでなく、参拝道でいろんな牡丹が植えられていて、それを見るのも楽しみの1つになっている。ちょうどこの時期に満開だったことも、長谷寺をチョイスした理由のひとつ。階段の多い寺だけど、いろんな種類の花を見ながら登っていくので、さほど苦労も感じずに進めた。

本堂の見た目はまるで清水寺。中には木造の建造物の中では最大の国宝・重要文化財である仏像があった。中に入って足をさすりさすりして来ましたよ。

本堂の近くには見事な五重塔なんかもあったりして、見所もなかなか多かった。どうしてこんな田舎にこんな立派な寺があるんだろうと思ったけど、歴史のある奈良県だし、南には熊野があるし、その通り道として寄る重要なお寺だったのかもね。

帰りは地酒を買ったり、お店を冷やかしたりしながら駅まで歩き、津へと戻ったのでした。
GW2日目は神戸。
ベタやけど、実はあまり遊びに来たことのない地域なんだよね。
コースは三宮・異人館〜元町・中華街〜神戸・ハーバーランド。

そういえば、昔「ハーバーランドでつかまえて」っていうフリーソフトのゲームがありましたな。韓国で暇をもてあましている時代にフリーゲームに手を出していた時があって、その時にシナリオの評価が高くて目にとまったんだけど、絵がドヘタでやる気が全然起きなかったという…。

それはさておき。
まずは三宮・異人館へ。開国してからずっと大使館がアリ続けたというだけあって、洒落た雰囲気が地になじんでる。坂が多くて辺鄙なところではあるけれど、景色の良さに魅せられてここに公館を立てた国も多いんだろう。いちばん印象に残ったのは、やっぱりうろこの館。あの鱗形の建物の作りは可愛さが際立っていた。

開国してからの歴史が長いせいか、良さそうな洋食店が多く、ランチをどこで食べるかけっこう迷った。昼からワインをぐびーで、良い気分。


午後は買い物しながら元町・中華街へ。活気があるのはいいけど、どの店も観光客向けに販売してる商品が似たり寄ったりになってるのは、どうなんかねえ。横浜も同じ傾向にあるけど。

疲れてきたので適当に散策した後は、神戸・ハーバーランドへ。広場では、ブライアン・ホルスという人物が大道芸を疲労していたのだけど、これがなかなか楽しかった。毒舌で観客を手のひらで操りつつ、観覧料もガッポリいただく構成は見事なもので、いろんなものに応用できそうなポイントがいくつもあって楽しかった。

ブラックなコメントはテレビなどの放送コードを気にせず構築していけるので、魅せているショー技術自体は平凡なものなのに、構成はかなりダイナミックに感じた。
ハーバーランドでは観覧車に乗り(生まれて初めてかも?)、神戸の町を一望した後、元町に戻って中華料理を堪能。あんかけ炒飯が絶妙の味付けでうまかったな。
今年のGWは、関西方面に遊びに行った。
もともと大阪出身だけど、住んでいたのは中学までなので、あんまり関西の楽しさを知らない。いい機会なので実家に帰りがてら関西をいろいろ歩いてみた。

最初に行ったのは、梅田のグランフロント。でっかいショッピングモールできてるし、オープンして大して日数も経っていないから人大杉やし、大阪は活気があるように見えたなあ。

人混みは苦手で、ショッピングも積極的ではない方なのだが、ハワイで眼鏡を無くしていたので、ここで眼鏡を購入。視力検査してもらったけど、7〜8年前から視力は落ちてないのが意外だった。パソコンの前にいる時間かなり長いはずなんだけどなあ。

昼は大阪の定番、お好み焼き。

GW中ということもあり、人気店は人でいっぱい。ここで1時間以上も待つ羽目に……。味はおいしかったけれども、冷静に考える味と値段に差が大きく出る料理じゃないので、近場で手頃なお店を探すべきだったかと後悔。店主の肩の力の抜け具合が関西人らしくて、居心地は良かったのが救いか。

午後は天王寺公園に移動して、大阪市立美術館でボストン美術館展「日本美術の至宝」を観覧。

曽我蕭白の「雲龍図」のダイナミックさに圧倒される。インパクトが凄かった。

観覧後は天王寺公園に隣接している新世界で串カツを堪能。

歩き疲れたけど、楽しい観光コースで、なかなか満足度の高い1日だった。
亀山宿に到着した時に、無料駐車場に車を止めたのが亀山城の敷地内だった。
またしても天守閣はない城だったが、かつては三層の天守閣があったらしい。で、調べるとこの亀山城の天守閣がなくなった逸話が、実に突き抜けたバカバカしさ。
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江戸時代初期の頃、瀑布は当時の亀山城の修築を命令。担当者は言われたとおり、古い天守を解体。いざ新しい天守を…というところで問題発生。なんと担当者は城を間違えていたのだ。この時代に亀山城と呼ばれる城は2つあり、1つは京都府の丹波亀山城、三重にある伊勢亀山城。
 
本当は丹波亀山城を改築する予定が、伊勢亀山城の天守をぶっ壊してしまった。なんとか再建の話を進めるが、時すでに遅し。それ以降も、天守の再建は許されず今に至るという。
 
担当者アホやろ! 超ド級の!
 
一方の丹波亀山城も、築城主が信長を裏切った明智光秀、その後、関ヶ原で西軍を裏切った小早川秀秋、そして大正時代には新興宗教の「大本」のカリスマ的霊能力者、出口王仁三郎が城を買収。後に出口は政府による宗教弾圧を受けて不敬罪で逮捕されるといういわく付きの魔空間。ダイナマイト1500発で神殿を軍部がぶっ壊したという丹波亀山城は、ぜひ別の機会に訪れてみたい。
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それにしても、亀山にはほとんど宿場町の雰囲気は残っていなかったのが残念だった。関宿に似た雰囲気はほのかに感じられたが、昔の宿場町の一部は県道になっていたり、商店街のアーケード街(それもシャッター街だが)になっていた。
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いくつかの古民家でひな人形を見たが、やはり豪勢なものだったので、この辺りもかつては賑わっていたのだろう。今となってはただの過疎った地方の町という感じだけど。
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せっかくここまで来たので、地元のお酒を買って帰ろうということになり、亀山宿の中にある山形屋酒店で作っているという浮紅葉(うきもみじ)を買って帰った。すっきりとした飲みやすい味だった。
 
新しい場所に住むようになったら、やはりその周囲のことはよく知っておきたいし、今まで敢えて行くほどでもなかった場所にも行ってみようという気持ちが湧いてくる。
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東京で自分が住んでいる場所でもそうだもんな。で、今はまだまだ三重の周辺を散策したいモード。三重には東海道五十三次の宿場町が残っているらしく、今回は関宿・亀山宿に行くことにした。
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あんまり前知識もなく訪れたんだが、関宿はかなりよかった。旧東海道の宿場町の面影がいちばんよく残っているのがこの関宿らしい。
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確かに歩いてみると、古い建物がずらりと並んでいる。なんでも江戸時代後期から明治時代にかけて作られた建物が200棟もまだ残っているとか。
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30分歩いても終わらないその町並みは、つい昔にタイムスリップした感覚に陥る。

ただ、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されてはいるけど、ほとんど活気はない。静かでいいけど、商売を続けている店はほとんどない。旧東海道が主要道路からは離れてしまって、人の足が向かなくて観光地としても商売っ気が出にくいのかもね。
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それでも多少の努力はしていて、隣の亀山宿と関宿が協力して3月に向けて、東海道おひなさまスタンプラリーってのをやっていた。関宿はともかく、亀山宿の方は完全に企画倒れと思えるほど、閑散としていたけど、行った手前しょうがないから企画に乗って、全6カ所で全部のスタンプもらったったw
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どうか、一等賞の空気清浄機が当たりますように(小声)
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昔、この辺りの商家は商売が繁盛していたようで、いろんなお店や民家には立派なひな人形があった。現代でいう宝石や高級車、ブランド物のアクセサリーなんかが果たす役割を、ひな人形が担っていたんだろうな。財力を誇示するために、京都に行って高いひな人形を買うという…。
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今となっては「お雛さま あきんどどもが 夢のあと」と詠みたくなる侘びしさがあるけれど。

亀山宿は宿場町らしい姿はほとんどなくなっていた。亀山城の周囲は、たぶん美しくて印象的な景観を誇っていたんだろうなとは思ったが、その痕跡はわずかに感じられるぐらいで、引っかかりのない風景になっていた。
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それが悪いこととは言えないけど。

亀山宿編に続く。

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いちご大福うまかった。
 
先日は三重の松阪に行った。
松阪といえば牛肉のことしか思い浮かばないが、行ったことがなかったので週末の午後にぶらりと立ち寄ってみた。
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最初に行ったのは、松阪城跡前にある御城番屋敷。江戸末期に旧紀州藩士が松坂城警護のため、移り住んだ武家屋敷らしく、お城の前に向き合うようにして一軒長屋が二棟並んでいる。見た目は壮観だが、距離は短いので見て回るのには15分もかからない。今でもこの屋敷には複数の家庭が暮らしている。長屋住まいで複数家族ってどんな感じだろうな。
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観光地で人に見られる場所で、なおかつ隣にすぐ別の家庭が住んでいるというのは、結構なストレスじゃないんだろうか。
 
お城の前にある石畳は整然としていて、武家屋敷の前にある垣根とともに凛々しさを醸し出している。
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後ろにある城からの眺めも、またよい。
 
屋敷の後ろにあるのは松阪(松坂)城。蒲生氏郷が建てたらしい。
 
蒲生氏郷というと、織田家の人質時代に信長に才覚を見出されて娘の冬姫と結婚して、信長一門になった人物。本能寺の変では安土城にいた信長の妻子を保護し、光秀の死後は秀吉に仕え、羽柴、豊臣姓も名乗っているから、戦国時代でもその才覚ではかなり存在感を発揮していたと思われる。
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人物的には、さっさとキリシタン大名(洗礼名レオ、もしくはレオン)になるリベラルさと、利休七哲の筆頭という文化人の顔も持っていたという。もちろん、戦場でも自ら先頭に立って戦う武闘派で、家臣からの信頼も厚かったとか。
 
お城にも石垣にゴツゴツとした無骨さがあり、入り組んだ城作りには実戦への備えの十分さ感じさせた。
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その後、城内にある郷土資料館に立ち寄った。
 
俺「松阪城の天守閣って火災か戦乱で焼けちゃったんですか?」
係の人「いや、そんなええもんちゃう。台風でふっ飛んだんや」
俺「ファッ!?」
係の人「わりと作ってすぐになw」
俺「そうなんですか……」
※本当は60年後ぐらいだった模様。
 
というやりとりがあったw
 
資料館は伊勢というか、伊勢商人の歴史みたいな作り。
まあ、でも三井、三越、松阪屋の財閥の地元が三重ってのも凄い。お伊勢さんがあるから、その参拝客相手の商売しながら、流行や情報にも敏かったんだろうな。
 
他には城内に三重出身の国学者・本居宣長の資料館があり、『古事記伝』の作成秘話等をお勉強。天皇家に関わる研究資料の原典だけあって、展示物のほとんどが国の重要文化財ってのが凄かった(小並感)。
 
半日観光にしてはなかなか面白かった
 
 
 
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