[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
年始は、いろいろあって大阪には帰らなかったのだけど、3日になって少し動くかということで三重県ナガシマスパーランド併設の三井アウトレットパークに行ってきた。
ここに来たのは2回目だけど、スパーランドの方にはまだ行ってないな。絶叫系の乗り物、ホワイトサイクロンやスチールドラゴン(HP見て名称を調べた)がドドンとそびえているのだけど、とくに興味はなく。
で、アウトレットの方に行ったんだけど、年始ということもあり人大杉。まあ仕方ない。いろいろ物色するのだけど、もともとブランド志向の薄い自分にピンと来るものは少なく、軽装時に使うボディショルダーバッグを購入。
落ち着いて見るといろいろ楽しそうだけど、店が多すぎるのできっと丸1日はつぶれるんだろうな。
それぐらいショッピングに気合いを入れるモチベーションは正直ないんだけど、つけられている価格は確かに安くてお得感はあったかな。行って帰ってくる費用を考えればガッツリ買ってくるほうがCPはいいんだろうけど。
いい時間になったので夕食のお店を物色するが、年始でなかなか開いているお店が少なく、開いていても人気店は人がめちゃ並んでいるので探すのに苦労した。
結局、通りすがりのインドカレー屋に入店。2000円のコースで選んだけど、ドリンク、サラダ、パパド(インド風パリパリ煎餅)、タンドリーチキン、パラオライス、ナン&カレー2種、デザートとなかなかお得。
インド料理屋さんて、総じて提供する料理に対するCP高いイメージがある。インドで長く生活した人は「日本のインド料理屋の価格はあり得ない」って思うのだろうか。自分は日本にある韓国料理屋に対してそういう気持ちがなかなか消えないのだけど。
ともかく美味しい食事で楽しいひと時を過ごせた。
帰りは帰省ラッシュの中、新幹線で東京へ。ムギューってほどの混み具合ではなかったが、2時間立ちっぱなしで(´・ω・`)ツカレタ…。
福井の旅は温泉や食い物も楽しみだったんだが、観光は恐竜博物館メインに考えていた。結論から言うと、恐竜博物館はディスプレイの仕方がよく考えられていたし、飽きることなく勉強しながら、ずっと見て回れた。内部もよく同線が考えられたテーマパークになっていた。さすが世界三大恐竜博物館。周辺には家族で遊べる場所があって、テーマパーク化しているので、近くに住んでいたら天気のいい日に来て、のんびり過ごしたいなとも思った。
恐竜博物館の建物は、遠目からでも確認できる大きなドーム型になっていて、中は無柱空間。そこに様々な恐竜骨格や化石・標本、ジオラマ、復元模型などが展示されている。実際に動く恐竜の復元模型があったりして、子どもでも楽しめる動的な仕掛けもある。週末の午前中に来たけど、そんなに観覧者が多くもなく、非常に快適に見れた。福井には大した観光はないと思っていたけど、ここは一見の価値はあると思う。
1階は恐竜の化石や復元模型などを中心としたダイナミックな展示スペースなのだが、2階より上には地球上の動植物の進化の過程が詳しく理解できる展示コーナーがあって、こちらもなかなか楽しい。とくに恐竜や人類の進化がよく分かるディスプレイは興味深かった。人類の進化がこの数百年で異常なほど進んでおり、生活環境はめまぐるしく変化していることが分かる。地球の未来に思いを馳せると、壮大な宇宙の中に小さな存在である自分が存在することの奇跡を強く感じる。当たり前に思っていた自分の生と、この地球上の自然について、いままで感じたことのない神秘的な感覚が残った。
時間にして2時間半ほどの滞在だったけど、非常に楽しかったし、満足度の高い場所だった。これで入場料500円(辰年の人は無料)は安いと思う。
帰りは古い城下町が残る越前大野に寄って昼食をとった。元繊維工場だったという大正モダンな食堂に入ってメニューを見たのだけど、結局ここの名物ってソースカツ丼とおろし蕎麦しかないんだね…。すでにどちらも食べていたけど(おろし蕎麦については昨夜の夕食でも食べていたので3度目)、どうせなら、心行くまで福井を味わってやろうということで、またもソースかつ丼とおろし蕎麦のセットを注文。
今度のカツはやや大ぶりでソースもオリジナルっぽい感じで悪くなかった。おろし蕎麦も普通に美味しかったのだが、冬にもあの冷たいダシで食べるのはどうんだろう…。どこの地域でもB級グルメの開発に躍起になるご時勢なのに、この福井県の素っ気なさ。これはこれで一つの個性なのだろう。逆に言うと、原発産業で町がそこそこ潤っているので、他県のように必死に何かを開発する必然性を感じないのかもしれない。
よくわからんけど、まあ福井の旅、けっこういろいろ注意深く見ようとしたつもりだけど、なかなか楽しかった。この地域の雰囲気は分かったので、次は能登半島富山と金沢に行ってみたいな。
一応、あわら(芦原と書くらしい)温泉は名湯百選に指定されている温泉のようだけど、福井県って確か日本で男女ともに2番目に長寿の県なんだよね。1位は当然、沖縄だろうから、本土としては1位ということか。
長寿の理由って何かねえ。旅行しながら考えたのは以下のこと
・県内に15基も原発あるし、インフラ整備が充実してんじゃねえか
・全国有数の米所だし、新鮮な海産物や山の幸も豊富だろう
・温泉が多いし健康にいいんじゃね?(ガイドブック知識)
・禅寺等の影響で肉食に頼らない食生活
帰ってきてネットで調べると、遠からずいろんな理由はあるらしく
・過去20年間のコメ中心のバランス良い食事
・脂肪分の摂取量は全国でも低め、塩分は控えめ
・女性の労働時間は全国1位。高齢になってもボランティアが盛ん
・国民生活指数で「癒す」部門で全国1位。人口比病院数も多め
・ゆとりある生活→貯蓄や生命保険金額が高い
てな感じらしい。まあ、予想はそこそこ当たってたのかも。福井出身の知り合いなんてあまりいないからよく分からんけど、原発がある以外は過ごしやすい地域なのかもね。
で、温泉ですよ。
海の近くなのでナトリウム泉(食塩泉)だろうと思ったが、実際にそうでややヌメりがあるタイプ。ヌメりマニアの俺の大好物だったので満足。温度もちょうどよくてひんやりした温度の中、露天風呂に浸かるのが気持よさす。
夕食はカニを中心とした食事。なかなかに満足したのだが、カニってどうしてあんなに食いにくいのだろうね。ほじくりまわしている間に食事時間は90分オーバー。
そりゃあ、脳内から満腹信号がガンガン出されるってもんですよ! まあ、腹ごなしに温泉入りなおしてリラックスできたからいいんですけどね。
この政竜閣、田んぼの中に突然としてそびえ立つ立派な建物なのですが、改築を繰り返し、非常に清潔で綺麗な建物で、なかなかいい場所でした。温泉の後i全自動のマッサージ機を利用しすぎて、次の日にもみ返しで逆に首が痛くなってた俺はアホですけどw
福井1日目は、出だしこそイマイチでしたが、なかなか楽しかった。
2日目に続く
今回、日本の免許に切り替えたのが4年ぶりなので、運転するのもそれぐらいぶり。ガチガチだったけど、危ないシーンがなくてよかった。忘れないように、時々は運転したいけど、東京だと、運転する機会がないもんな。
そんなこんなで、福井市内を通りぬけて、自殺の名所として有名な東尋坊へ。岬なのに、“東尋坊”というお坊さんの名前がついていて不思議だなと思ったのだけど、名前には由来があるそうですね。
-------
昔、平泉寺(福井県勝山市にあるお寺。現在は神社になっている)に数千人の僧侶がいた。その中にいた東尋坊という僧は怪力を頼りに、民に対して悪事の限りをつくした。東尋坊が暴れ出すと手がつけられず、誰も彼を押さえることが出来なかった。東尋坊はまさにやりたい放題、好き勝手に悪行を重ねていたので、平泉寺の僧侶は困り果てていた。また東尋坊はとある美しい姫君に心を奪われ、恋敵である真柄覚念(まがらかくねん)という僧と激しくいがみ合った。
寿永元年(1182)のある日、平泉寺の僧らは皆で相談して東尋坊を海辺見物に誘い出した。一同が高い岩壁から海を見下ろせる場所に着くと、早速岩の上に腰掛けて酒盛りを始めた。その日は天気も良く眺めの良い景色も手伝ってか、皆次第に酒がすすみ、そのうち東尋坊も酒に酔って横になり、うとうとと眠り始めた。東尋坊のその様子をうかがうと一同は目配せをし、真柄覚念に合図を送った。
この一同に加わっていた真柄覚念は、ここぞとばかりに東尋坊を絶壁の上から海へ突き落とした。平泉寺の僧侶たちの本当の目的は、その悪事に手を焼いた東尋坊を酔わせて、高い岩壁から海に突き落とすことだった。崖から突き落とされながら、ようやくそのことに気付いた東尋坊であったが、もはや手遅れ。近くにいた者どもを道連れにしつつ、東尋坊はまたたくまに崖の下へと落ちて行ったのだった。
東尋坊が波間に沈むやいなや、それまで太陽の輝いていた空は、たちまち黒い雲が渦を巻きつつ起こり青い空を黒く染め、にわかに豪雨と雷が大地を打ち、大地は激しく震え、東尋坊の怨念がついには自分を殺した真柄覚念をもその絶壁の底へと吸い込んでいった。
以来、毎年東尋坊が落とされた4月5日の前後には烈しい風が吹き、海水が濁り、荒波が立ち、雷雨は西に起こり東を尋ねて平泉寺に向ったという。
-------
もともとの由来は自殺じゃなく、他殺現場だったのね……。東尋坊自身が傍若無人な人間だったことはアレにしても、集団で個人をだまし討ちにして計画的に殺害するというのは、閉鎖的な日本のムラ社会の暗部が表れているような気がする。
実際に東尋坊に行くと、確かに日本海から吹き付ける寒風が吹き荒れていて確かに心の奥の方が寒々とした気持ちになる場所ではある。また、金曜日に行ったからか、東尋坊に向かうまでの商店街の店舗の多くは営業をしておらず、そのさびれた風景は自殺する場所として似つかわしいと思わないではなかった。
実際に断崖絶壁に立つと、自然の作り出した壮大で奇異な景観に興奮して、絶壁のかなり先の方まで進んで覗きこんでしまった。柵もないし、ロープもないし、強風が吹く場所だし、単なる観光出来ていても、油断できない場所だった。気を抜くと25mもの落差のある海に落ちてしまいそうだった。
個人的には韓国で訪れた紅島(ホンド)の奇岩群の景観に近いものを感じた。まあ、紅島の方は、確かにその名の通り岩自体が鮮やかな紅をしていたので、その点は違うのだけど。
東尋坊のwikiを見ると、実際には自殺には適さない場所みたいね。ここには昔、飛び降りても簡単に死なない(死ねない)ことをアピールするために敢えて飛び込みを実演する“ドリャーおじさん”というのがいたらしい。『探偵ナイトスクープ』での放送内容によると、このおじさんは通算2万回以上も飛び降りを繰り返し、断崖絶壁をはい上がるという行為を繰り返したとか。酔狂な人もいたもんだけど、実際に何人かの自殺志願者を思いとどまらせたかもしれないな。
海際には海産物を扱うお店が多いことと、そのおこぼれをもらえるからか多くの猫たちがいた。どいつもこいつも人懐こくてデブ猫ばかりで可愛かった。うむ。東尋坊、けっこう楽しくていい場所だったな。
まだ続く
なかなか楽しかったので、何回かに分けて記録を残す。
まず向かったのは一乗谷朝倉氏遺跡。一乗谷といえば、浅井・朝倉。
戦国鍋TVでアザイドロップが好きな私としては、これは外せん!(`・ω・´)キリッ
と思ったわけですよ……。
ところが着いてみると、これが何もない場所で……
一応、観光名所らいのだが、しばし啞然茫然。
遺跡は発掘中で建物らしい建物はなく、昔の街並みを再現した場所が210円で
見られるということだった。

雨模様だったことと、現物を見てバカバカしくなったので、近くでメシを食ったら、
サッサと永平寺に向かうかことにした。
で、ガイドブックでお勧めの近くの食堂に入って、福井名物であるという
「ソースかつ丼とおろし蕎麦」のセットを注文(800円)。出てきたのが、これ。
うーん。実にシンプルだ……。
というか、ソースカツ丼は揚げたカツにソースをかけただけ。おろし蕎麦は
冷たいダシ大根おろしと鰹節をかけたもの。蕎麦は平打ちのもので通常の蕎麦
より幅広でコシもあったのだが、あまりにも質素な内容で麺食らってしまった。
カツもこれ以上は薄く切れないというぐらい薄いカツ。
「大丈夫か、福井……」と呻きながら、永平寺に向かうのだった。
永平寺は有名な禅寺で大晦日には、必ず除夜の鐘の映像テレビで中継される場所。
まあ、そういうことに頓着しない俺は、着くまで全然知らなかったんだけどね。
よりは完全に修行場。入場に際しての注意事項でも「観光地気分は捨てて、神聖な
気持ちでご観覧ください」とか言われる始末。オレ、完全に観光のつもりで来てた
んですけど……(´・ω・`)シューン
観覧が許されている区域だけをいろいろ歩いてみて回ったのだが、質素で素朴だけど
ピリッとした空気が張り詰めていて、なかなか興味深かった。
そういう中で質実剛健で忍耐力のある県民性が育まれたのかもしれないね。
食事にしても建物にしても、素っ気ないけど、実際的な合理性が感じられた。
でも、とは言っても宗教機関だから、あるところには金ピカなものがあるんだけどね。
この徳川園は、図らずも生涯ずっと自分にとっていろんな意味を持つ場所になるんだろうな。ややテンション低めではあったけれども、ここに来ると現在の自分を噛みしめる意味で引き締まった気持ちになる。ただ、お腹空きすぎて集中力切れまくりだったのは否めない…。 そろそろ帰京する時間になったので名古屋駅へ。
お腹がペコペコだったのと時間がなかったので、ラーメンストリートで北海道のラーメン屋へ。北海道のラーメンというと味噌が有名だが、自分は味噌味がさほど好きではないのでほくとブラック780円+半炒飯240円を注文。ほくとブラックは醤油とマー油を調節してあるのか、思ったより味が濃くなく、スッスッと喉を通る味だった。欲を言うと麺はもっとスクエアな太麺でガッツリ提供すると、かなり評価できる味になったと思う。
新幹線に乗る段になって、なんかのテレビ番組の影響か「名古屋駅、新幹線ホームのきしめんは異常に旨い!」という情報に踊らされてしまい、きしめんを食べることにした。思ったよりも新幹線の待ち時間がなかったことと、立ち食いにもかかわらず店内が大盛況だったため、余裕がなくノーマルなきしめん340円をチョイス。待ち列があったのでハラハラしながら料理が提供されるのを待ったが、数分程度でカウンターに提供された。やや濃いめの醤油味ペースのスープに面喰いながらもきしめんをすすった。うーん、とくにとどうということはない……。肉そば系か、天ぷらをブッ込んだ方が良かっただろうか。やや期待した味とはほど遠いものだった。
まあ、名古屋にはまた訪れる機会があるので、次回の課題としたい。
週末は用事があって名古屋へ。
昼に名古屋に着くと、すぐに地下鉄に乗って秋祭り開催中だった覚王へ。滞在時間が少なかったのが悔やまれたが、非常に楽しい祭りだった。印象に残ったのは出店していた露天商のセンス。どのお店ももお洒落でいろんな年齢層が楽しめるグッズを提供していてとても楽しかった。
どうなんだろう。詳しくはよく知らないけど、覚王山という致死いが有する風情あるお店とまちなみ、そしてお祭りの際に出店している露天商のお洒落さが相まって、すごく印象が良かった。主催者の露天商選考が優れているのか、歴史的に集まってくる露天商のレベルがたまたま高いのかは分からないけど、おそらくフライヤーとかを見る限り後者なのではないかと思う。時間があったら時間があったらもっとゆっくり観たかった。
昼食は覚王山で有名だという「えいこく屋」へ。伝統的なインドカレーを堪能した。東京的な感覚で言うと、ちょっと価格的に割高、バラエティさが足りない、サービングのレベルなどが気になったが、お店には伝統的で居心地のよさがあって雰囲気が良かった。
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |